25日朝、雨の降りしきる兵庫・神戸市内の警察署から出てきた1台の車。
乗っていたのは切断された元夫の遺体を冷凍庫に遺棄したとみられる女です。

死体遺棄の疑いで逮捕・送検された無職の望月亜紀容疑者(50)。

2012年ごろ、7歳年上で当時夫だった西口豊さんの遺体を袋詰めにしたうえ、神戸市内のマンションにあった大型の冷凍庫内に14年以上にわたって遺棄していた疑いが持たれています。

望月容疑者は「私がやったことで間違いありません。ひどいことをしたので言い分はありません」と供述。

多くの謎が浮かび上がる中、事件の輪郭が少しずつ明らかになってきました。

捜査関係者への取材によりますと、冷凍庫が置かれていた室内からは少量の血痕が見つかっていたことが新たに判明。
そのことなどから、警察は西口さんと住んでいたこの部屋で望月容疑者が遺体を切断した可能性もあるとみて調べを進めています。

一方で、今もはっきりしないのは、望月容疑者が犯行に及んだ動機。
そして、14年間もの間、家賃を払い続けてまで遺体の入った冷凍庫を部屋に置き続けた理由です。

遺体が遺棄されていた部屋の1つ上の階で暮らす住民は、家賃について「(月)6万円」と明かしました。

間取りの違いなどもあり一概には言えないものの、犯行後に望月容疑者が支払い続けた家賃は最低でも1000万円程度に上るとみられます。

一方で、望月容疑者自身は、現場のマンションから車で10分ほどの神戸市内中心部にある別のマンションに住んでいました。

現在望月容疑者が暮らすマンションの住民:
(間取りは多分)3LDKですよね。三宮や繁華街が(近くに)あるので立地もいい。家賃は結構高い、20万円するかしないか。

遺棄現場のマンションの家賃を払いながらも比較的余裕のある暮らしを送ってきたことをうかがわせる望月容疑者。

元埼玉県警捜査一課の佐々木成三さんは、被害者で元夫である西口さんの資産の流れなどが、動機解明に向けた1つの鍵になり得ると指摘します。

元埼玉県警捜査一課・佐々木成三氏:
例えば(西口さんに)何かしらの収入があったときに亡くなったことを伏せていれば収入がそのまま入る。(元)妻ですので、その金をどういうふうに使っていたのかということを考えなければならない。

関西テレビ
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