25日朝、青森県で最大震度6強を観測する地震があり、これまでにあわせて10人がけがをしています。
通勤・通学の時間帯の地震。
新幹線の一時運転見合わせなど大きな影響が出ました。
青森・八戸市に設置されている情報カメラの映像を見ると、午前7時半ごろ、激しい揺れで画面が左右に大きく揺れました。
岩手県沖を震源としたマグニチュード7.2の強い地震が発生。
青森・階上町で震度6強、八戸市で震度6弱を観測するなど、北海道から東海地方までの広い範囲で震度1以上を観測しました。
震度6弱を観測した八戸市。
天井の照明が大きく揺れ、ピアノの上に置いてあったものが落下していました。
この地震で、青森県と岩手県であわせて10人がけがをしました。
釜石市で転倒した90代女性は上腕部を骨折し、重傷です。
八戸市内のスーパーの防犯カメラが、地震発生の瞬間を捉えました。
棚から多くの商品が落下し、飲み物の入った瓶が割れてしまいました。
さらに八戸市内では、住宅でのり面が崩れる被害が発生。
市内のビルの下には地震の影響で外壁が散乱し、上には今にも崩れ落ちそうな外壁が見受けられました。
ビルに入っている飲食店の経営者は「ビルの水が漏れて、今は店の水も止まっている。2カ月くらいは水が使えないという情報があり、結構へこんでいる」と語りました。
隣のビルは、2026年4月に起きた最大震度5強の地震で外壁が崩れるなどの被害が出ていて、25日の地震でも新たにパイプが折れ、車が出られなくなっていました。
また、盛岡市などで震度5強を観測した岩手県の自動車販売店では、ショールームの大きなガラスが割れていました。
地震の影響で、東北新幹線や山形新幹線は一時運転を見合わせました。
新函館北斗駅から東京方面に向かう北海道新幹線の車内の映像を見ると、新青森駅手前で停車し停電。
車内の温度が上がらないよう、カーテンを閉めるよう呼びかけていました。
その後、東北新幹線は午後2時前までに全線で運転を再開しました。
しかし、東京~新青森駅間の上下線に午後5時12分現在も遅れと運休が出ています。
