イラン外務省は23日、アメリカなどによる攻撃で被害を受けた核施設について、IAEA(国際原子力機関)の査察を受ける計画はないと強調しました。
アメリカのバンス副大統領がイランがIAEAの核査察を受け入れることで合意したと主張したことに対してイラン外務省のバガイ報道官は23日、IAEAのグロッシ事務局長とは会談していないと述べアメリカ側の主張を否定しました。
そのうえでバガイ氏はアメリカなどに攻撃を受けた核施設について、IAEAが査察を行う計画はないと強調しました。
また、解除された凍結資産の使い道についてもバガイ氏はイランが必要な物資の調達に自由に使えると述べ、アメリカ産の農産物の購入に充てられるとするアメリカ側の主張を否定しました。
さらにバガイ氏はレバノンでの停戦を含む覚書についてアメリカが合意内容を履行しない場合イランも一方的に守り続けることはないとしていてホルムズ海峡のさらなる封鎖や軍事行動なども辞さない姿勢をにじませました。
こうしたなかレバノン国営通信は23日、レバノン南部でイスラエル軍の攻撃があり1人が死亡したと伝えていて、イラン側が反発するのは必至です。
