着られなくなった子供の服を社内でシェア。
子育てする社員を応援する企業の取り組みです。

東京都内のオフィスに並ぶのは、子供服やおもちゃ、絵本や育児用品。
実はこれ、子育てをする社員が子供が着られなくなった服などを持ち寄って、社内でシェアするリユースイベントなんです。

先輩ママが後輩パパに、子供が椅子から立ち上がるのを防ぐ“チェアベルト”の使い方を説明する場面もみられるなど、物の交換だけではなく、先輩のパパとママから育児のアドバイスを教えてもらえる交流の場にもなっています。

イベントには子供たちの姿もあり、「これにしたい」とおもちゃを気に入る様子がみられました。

3人の子育て中(30代):
自分たちももらった物を大事に使おうという気持ちになるので、すごくいいですよね、こういうの。

娘・1歳1カ月(30代):
何か買うときも「使うかな?」と思っても、リユース会に出して誰かに使ってもらえるかな思って買えるというのもある。“これありき”でいろいろ買い物ができている。

この取り組みを行っているのは化粧品ブランド「マナラ」などを展開するランクアップ。

社員の8割が女性で、その半分が子育てをする母親ということもあり、子育て支援に力を入れています。

普段から子供を連れて出社することができ、オフィスの中を見てみると、仕事をする横でお絵描きに夢中になっている子供の姿があります。

息子4歳と出社(40代):
「会社って何?」「仕事って何?」と本人が疑問に持ち出したので、「こういうことをしているんだな」って良い経験につながるかなと思っている。

さらに、子育て社員と周囲との相互理解を深めるため、子供のいない若手社員が子育て社員の1日を体験する“育業体験”という独自の制度を導入している他、家庭の負担軽減につなげようと、夏休みには子どもたちの自由研究をサポート。

育休からの復職率は100%です。

子育てをするパパとママをバックアップすることで、キャリアを諦めない社会の実現を目指しているといいます。

ランクアップ・岩崎裕美子代表取締役:
子育ての十年間だけは子供に関わるけど、その後はまた全力投球で仕事ができるから、仕事を辞めずに一生涯自分の働く活躍の道を諦めないでほしいという。それが1番私たちが思っていること。