沖縄の南の海上を北上する台風7号。
23日朝、新たに台風8号も発生しました。
週末にかけダブル台風は列島に接近する予想で、関東を直撃する恐れもあり警戒が必要です。
雨どいから勢いよく出る雨水。
23日午後1時すぎ、突然の雨に見舞われた北海道・札幌市。
地面にたたきつけるような強く降る雨は、午後1時すぎの長崎・五島市の様子です。
朝から降り続いた雨でコンクリートののり面からは雨水が噴き出していました。
五島市福江では午後4時40分までの24時間に164.5mmの雨が降っています。
長崎県では24日夕方までに300mmなど、熊本県や佐賀県では非常に激しい雨の恐れがあります。
梅雨前線が九州から本州の南に停滞していて、24日は九州北部でレベル4「土砂災害危険警報」が発表される可能性があり、九州や四国では警報級の大雨に注意が必要です。
さらに台風7号に続き23日、台風8号が発生。
今週末、ダブル台風が関東直撃の恐れが出てきたのです。
23日に東京都内の農家を取材すると、畑では黄色い花が咲いていました。
カラフル野菜の小山農園・小山三佐男さん:
ブロッコリーは雨が降って晴れを繰り返して、成長が早くなっちゃって花が咲いてしまった。収穫が追いつかなかったというのが正直なところ。
影響はキャベツにも。
カラフル野菜の小山農園・小山三佐男さん:
雨が降り続いたことによって、根腐れといって根っこが腐って成長が止まってしまった状況。葉っぱが腐ってきてるので。
根が腐ったキャベツは諦めて廃棄したといいます。
東京都心では6月22日までの降水量は308.8mm。
平年の6月の降水量167.8mmの2倍近くになっています。
この雨の影響でラディッシュは大きく成長しすぎてしまい、カブのサイズに。
中に空洞ができてしまうため出荷できず、畑の隅に廃棄されていました。
その一方で、旬を迎えたトウモロコシはおいしく育っていました。
ところが、喜べるのもいまだけ。
トウモロコシにも心配が…。
それが、23日に発生したダブル台風です。
カラフル野菜の小山農園・小山三佐男さん:
(台風で)倒れちゃうと虫が寄ってきたり腐食したりしてしまうので、ここで台風来られちゃうと心も折れちゃうくらいへこみますんで、これが倒れちゃうと我々の経営にも圧迫してくるので。
ナスやズッキーニなどの夏野菜も、台風の影響を受けるため心配は尽きません。
フィリピンの東にある台風7号は非常に強い勢力で北西に進んでいて、25日ごろから沖縄に近づく見込みです。
その後、28日ごろにかけて関東を直撃する恐れがあり、さらに午前9時に発生した台風8号が近づく見込みで、週末はダブル台風に警戒が必要となっています。
ダブル台風といえば、2011年9月に台風15号と16号のダブル台風が関東を直撃。
山手線など首都圏の主要路線が運休するなど大きな影響が出ました。
同時に複数の台風が並ぶと、お互いが干渉し合って複雑な動きになる「藤原の効果」という現象が発生する可能性があり進路の予測が難しくなります。
2016年8月には同時に3つの台風が発生。
JR原宿駅ではホームの向かい側に立つ木が倒れ、山手線が不通になるなど大きな被害に見舞われました。
24日にかけて梅雨前線の影響で九州、四国では警報級の大雨となる恐れがあり注意が必要です。
