鉄格子に囲まれた狭い空間に詰められた複数の男女。
別の場所では、通路にうずくまるように座り込んでいる様子が映されています。
撮影されたのは、日本から海をまたいで3000km以上離れた国、ラオスの山岳地帯。
そこで、日本人9人を含む17人の男女が現地当局に拘束されていたことが分かりました。
現地当局などによりますと、17日、北東部シェンクワン県で地元警察が特殊詐欺の拠点とみられる建物を摘発。
その際に、中国人4人、台湾出身の4人、そして日本人の男8人と女1人を含めた17人を特殊詐欺に関与した疑いで拘束。
いずれも不法入国したとみられています。
押収されたのは、ノートパソコンや携帯電話のほかに、「警視庁」「警部補」と書かれた“偽・警察手帳”。
日本でも相次いでいる“偽警察官詐欺”のような犯行に使用されていたのでしょうか。
当局は組織的に詐欺が行われていた可能性があるとみて捜査しています。
東南アジアの特殊詐欺の拠点をめぐっては、カンボジアなどで日本人の摘発が相次いでいますが、ラオスで日本人が拘束されるのは初めてとみられます。
カンボジアで摘発を逃れた詐欺グループが、周辺国に散らばっている可能性も指摘されています。
現地の日本大使館は「事実関係を確認中」としています。
