テゲバジャーロ宮崎はJ2・J3百年構想リーグで全40クラブ中3位という躍進を遂げた。半年間の戦いを終え、監督や選手がそろって口にしたのは“自信”というワード。つかんだ手ごたえを胸に挑むのは、8月に開幕するJ2リーグだ。テゲバジャーロにとって初めてのステージでのさらなる飛躍へ。目標に掲げる「J1昇格」に向けて、サポーターと共に決意を新たにしている。

快進撃のテゲバ 大躍進で3位 

Jリーグのシーズン移行に伴って行われた特別大会「J2・J3百年構想リーグ」。

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テゲバジャーロ宮崎の最終順位は3位。チームが目標にしてきた優勝には届かなかったものの、大きな躍進を遂げる結果となった。

地域リーグラウンドでは、全40クラブの中で最も勝ち点を積み上げ、18試合を戦って15勝。圧倒的な数字を記録し、最速でグループ1位通過を決めた。

続くプレーオフラウンドでは、第1戦でJ2・カターレ富山に敗れたが、そこから短期間で修正を行い、第2戦の3位決定戦でJ2・ヴァンフォーレ甲府に2対1で勝利。
テゲバジャーロが磨いてきたアグレッシブなサッカーで、半年間のリーグ戦の集大成を飾った。

個の成長とチーム力の向上

全日程を終えたチームは、最終戦の翌日6月7日に記者会見を開き、百年構想リーグを総括した。

口にしたのは、そろって同じ言葉だった。

阿野真拓選手:
3位は“自信”につながる結果。

奥村晃司選手
“自信”になった部分が間違いなくある。

大熊裕司監督:
勝ちながら少しずつ“自信”をつけていったハーフシーズンだった。

つかんだ自信は、攻守両面で数字にも表れている。
攻撃では、開幕直前に昨季のJ3リーグ得点王・橋本啓吾選手をケガで欠くアクシデントがあった。それでも地域リーグラウンドでは35得点で全40チーム中4位の得点力をみせた。

攻撃陣の奮起が目覚ましく、新加入のFW・土信田悠生選手は8ゴールをあげてグループ得点王に。

また、MF・奥村晃司選手が4ゴール8アシストでグループのベストプレーヤー賞に輝いた。

さらに、後半から投入される選手も力を発揮。
FW・松本ケンチザンガ選手はプレーオフラウンドを含めると3試合で決勝ゴールを決めた。

また、大卒新人のFW・佐藤遼選手がプロ初ゴールを決めるなど、若手選手の成長も著しかった。

テゲバジャーロは堅い守備も光った。地域リーグラウンドの18試合中10試合が無失点での勝利。失点数「11」は全40クラブで最も少ない数字だ。

日頃のトレーニングで磨いた相手を上回る走力が可能にする強度の高い守備で、試合終盤まで主導権を握り続ける試合が数多くあった。

大熊裕司監督:
チームワークがいいので、誰がどこに出ても非常にクオリティーを出せるようになった。上のカテゴリーでも失点しないのは非常に大事だと思っている 。百年構想リーグでJ2のチームと対戦して、簡単ではないというのが率直な感想。我々の目的はJ2リーグで躍動して戦うこと。少なからず自信もあるが、まだまだ足りないところもたくさんあるので、努力を続けながらファン・サポーターに喜んでもらえるようなチームにしていきたい 。

サポーターと誓うJ2での躍動

6月7日には、共に戦ったサポーターへ感謝を伝えるイベントが開催された。

激闘を終え、選手とサポーターが互いを労う姿が見られた。

阿野選手推しのサポーター:
一生懸命プレーしていて、孫を応援している気持ちになる。私の孫だと思いながら応援している。

サポーター:
いつも決定打ありがとうございます。

松本ケンチザンガ選手:
今年は(決定力を)出せるようになってきました。こちらこそ応援ありがとうございます。

サポーター:
(ゴール後の)雄叫びは震えました。

土信田悠生選手:
もっと点をとります!

サポーターと会話し「力になる。すごく応援されていると感じるし、ありがたい」 と話す土信田選手。

サポーター:
想像以上に楽しいシーズンだった。次のシーズンは厳しい戦いになると思うが、J2でも快進撃を続けられるように応援を頑張っていきたい。

サポーター:
いっぱい応援ができて最高だった。J1行くぞ!

テゲバジャーロは、選手の入れ替えを経て新体制を構築し、8月に開幕するJ2リーグに挑む。百年構想リーグでつかんだ手ごたえを力に変えて、サポーターと共に、新たなステージでのさらなる飛躍を目指す。
“昇格は始まり”。
テゲバジャーロの快進撃はまだ始まったばかりだ。

(テレビ宮崎)