7月4日に開幕する夏の高校野球の話題です。有力チームの中から、強力投手陣を擁する有明と熊本工業を取材しました。

【有明高校 斉藤 遼汰郎 投手】
「まっすぐの伸びも秋に比べたら良くなってきましたし、変化球もだいぶ入るようになってカーブでもカウントを取れるようになって、状態はいいと思います」

有明高校のエース、斉藤 遼汰郎。左腕から繰り出す最速143キロの直球は、県内屈指の威力を誇ります。

また、独特な軌道を描く5種類の変化球も駆使して、1年生の頃から有明投手陣を支えてきました。

【斉藤 遼汰郎 投手】
「握力を鍛えたりして、体重も(2キロ)増やしていって、そこが(ボールの)質が上がった要因かなと思います。まっすぐで押して、変化球でも空振りが取れて、(熊本を)圧倒してるところを見てほしいです」

有明のブルペンをサポートするのがこの『ラプソード』というシステム。球速のほか、ボールの回転数や回転軸、変化量などを数値化して記録します。

フォームや球種のデータを見える化することで、感覚に頼らずプレーの再現性を高める効果があるといいます。

最速140キロを記録するサウスポー、工 修哉(たくみ・しゅうや)もラプソードで投球の質を上げることに取り組んでいます。

【指導者】
「回転数は(毎分)2000回転あったらいいよ。ただ、ここが気になる」

【有明高校 工 修哉 投手】
「(直球の)カット(成分)ですか?」コントロールに優れ、この夏は主に先発でゲームを作る役割を担いそうです。さらに、打撃では3番・DHの二刀流として出場が濃厚な工。斉藤とともに2枚看板でチームを引っ張り、有明悲願の甲子園初出場を目指します。

【有明高校 工 修哉 投手】
「バッティングでもピッチングでもチームに貢献できるように」「熊本を圧倒して甲子園に行けるように頑張ります」


一方、トーナメントの第1シードは熊本工業。エースナンバーを背負うのは、3年生の堤 大輔です。

元々は背番号『4』をつけてセカンドを守っていましたが、去年秋からピッチャーとして台頭。熊本随一のコントロールを誇り、センバツ甲子園出場の大きな原動力となりました。

また、キャプテンで主にファーストを守る井藤 啓稀(いとう・ひろき)も最速144キロのスピードボールを持っています。終盤にマウンドへ登り、ゲームを終わらせる役割を担います。

強力な右投手2枚で春夏連続の甲子園出場を目指します。

テレビ熊本
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