サッカーFIFAワールドカップ2026のグループステージ第2戦で圧倒的な強さを見せつけ、チュニジアに4対0で快勝した日本代表。

その強さを世界はどう見たのか?

各国のメディアは日本の強さを「本物」と受け止め、強豪国からは「強敵」との評価も出ている。1930年から始まったサッカーワールドカップの歴史において、1998年に初出場を果たした日本は長らく、サッカー界における“発展途上国”だった。

ワールドカップ初出場後も、日本との対戦を「幸運」と受け止める強豪国も多かったが、その評価は今大会で完全に覆ろうとしている。

サッカー大国スペインのスポーツ紙『アス』は、日本の勝利について、「両チームのサッカーの実力差は、まさに驚くべきものだった」と報道。

日本のプレースタイルについては、「ボールを持っていない時でも日本は優位に立っていた。ピッチの高い位置で執拗にプレッシャーをかけてボールを奪おうとする姿勢は、たとえチュニジアがボールを保持していたとしても、危険な存在だった」と評した。

さらに、「日本はチュニジアより一段も二段も上のギアでプレーしているようだった。上田のワンタッチでのダイレクトパスで伊東が3点目を決めたシーンは、その印象を強めるものだった。そして上田自身が叩き込んだ4点目は、フェイエノールトのストライカーがまさに名人芸を披露するものだった」などとして、2ゴール1アシストの上田綺世を激賞している。

その上で、「ボールの有無にかかわらず、日本による印象的なプレーは、間違いなく、決勝トーナメントでの“強敵”としての地位を確立した」と評して、ノックアウトステージで対戦する国から見て、日本は警戒すべき「強敵」と言える存在になったと高く評価した。

スウェーデンと激突する第3戦については、「スウェーデンはより大きなプレッシャーに晒されるだろう。スピードを誇る日本のような危険なチームにとって、まさにうってつけの状況だ」と、スウェーデンの苦戦を予想した。

また決勝トーナメントに進出した場合、初戦で日本と対戦する可能性がある“サッカー大国”ブラジルの大手メディア「グロボ」のスポーツ専門メディア「ge」は、日本の大勝と対戦の可能性について、「ブラジルのファンたちの間で様々な反応を引き起こした。彼らの多くは、日本のサッカーの発展に対して、尊敬、懸念、そして賞賛といった複雑な感情を抱いていた」と報道。

「怖くなってくるんだ。もし次のラウンドでブラジルがこの日本と対戦したら、今まで以上にずっとハードに戦わないといけないよ」などサッカーファンの声を紹介している。

さらに、ワールドカップでの通算勝利数でアジア最多だった韓国の8勝に並んだ事を紹介する韓国メディア中央日報は、「日本のW杯優勝という目標も夢物語ではなくなっている」としている。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

記者として社会部10年、経済部2年、ソウル支局4年半の経験を持つ編集長を筆頭に、社会部デスク、社会部記者、経済部記者、モスクワ支局長、国際取材部記者、報道番組ディレクター・プロデューサー、バラエティー制作者、元日経新聞記者、元Yahoo!ニュース編集者、元スポーツ紙記者など様々な専門性を持つデスク11人が所属。事件や事故、政治に経済、芸能やスポーツまで、あらゆるニュースを取り扱うプロ集団です。