連合富山がまとめた今年春の賃金引き上げ率は、5.05%と過去2番目に高い数値だったものの、6年ぶりの減少となっています。
連合富山の17日時点のまとめによりますと、賃上げ要求をした県内の199の組合のうち175の組合で交渉が妥結し、ベースアップを含む賃上げ額の平均は組合員一人当たり1万4609円でした。
賃上げ率は過去最高であった去年より6年ぶりに減少し、5.05%と0.13ポイント低下したものの、引き続き高い水準を維持しています。
なかでは、企業規模が「300人以上」の組合の賃上げ率は5.28%と横ばい、「100人から299人」の組合は4.51%と去年より0.82ポイント減少、「99人以下」の中小組合の賃上げ幅が最も大きく、0.29ポイント上昇しました。
「長引く円安で製造業などでコスト上昇によって経営環境が厳しさが増している」一方で、今春闘の「企業間格差の是正を意識した要求の結果」と、連合富山では評価しています。
*連合富山 宮崎敏裕会長
「高い水準となった背景には『人材の確保・定着』、賃上げに対する社会的気運の高まり、『物価上昇による生活への影響』などを踏まえた積極的な要求と交渉の結果と受け止めている」
