三陸鉄道(岩手県)の2025年度の決算は、少子化や観光客の減少などが響き5800万円余りの赤字となりました。赤字となるのは2期連続です。
これは6月17日、達増知事らが出席して開かれた三陸鉄道の株主総会と取締役会で報告されたものです。
2025年度、三陸鉄道の輸送人員は沿線の少子化に加え、津波警報や後発地震注意情報の発表などによる観光客の減少によって54万8000人余り(前年度比ー9.1%)に留まり、コロナ禍の時期を下回りました。
これにより鉄道事業収入は前の年から2600万円余り減少しました。(ー6.5%)
こうしたことから経常損失は6億7755万円となり、自治体などからの補助金を加えた後の当期純損失は5885万円となりました。
赤字となるのは2期連続で、赤字幅は過去2番目だということです。
三陸鉄道 石川義晃社長
「厳しい状況が続いているが、引き続きDX(デジタル技術による変革)での業務効率化やダイヤ改良を進めたいと考えているし、様々な分野の皆さんと連携を図りながら経営改善につなげていきたい」
2026年度は、鉄道ファン向けの旅行商品作りやグッズ販売などに力を入れ、収入の確保につなげたいとしています。
