クマの目撃が相次いでいることを受け、宮城県は6月18日まで延長していた「クマ出没警報」を、さらに1カ月間、延長することを決めました。
これは、6月17日に開かれた県の野生鳥獣被害対策本部会議で決まったものです。
宮城県によりますと、6月1日から17日までの宮城県内のクマの目撃件数は177件で、2020年から24年までの6月全体の平均件数155件を、すでに上回りました。
また、警報を発表する目安となる平均件数の1.5倍の233件を、6月中に上回ることがほぼ確実であることから、18日まで延長していた「クマ出没警報」をさらに延長し、7月17日までとすることが決まりました。
宮城県は6月19日から、最大級の警戒を呼びかける「クマ出没特別警報」を新設し、運用を始めますが、今回は適用されませんでした。
一方で、宮城県は長引く警報に「慣れる」ことがないよう、注意を呼びかけています。
宮城県 小林徳光副知事
「近く、どういうところでクマが出没しているのか確認していただいて、朝晩の行動を控えていただきたい」
会議では、県によるクマの捕獲頭数を昨年度の4頭から390頭に増やすことや、植樹などによる生息地の維持など、中長期的な対策の必要性も確認されました。
