愛媛県松山市の中心部にある商店街に行く頻度で、最も多かったのは「年に1~2回以下」であることが、民間のシンクタンクの調査で分かりました。市民の6割近くが「魅力的な店舗や施設の誘致」を求めています。

この調査は、いよぎん地域経済研究センター(IRC)が今年3月、市民にアンケートして500人の回答を分析して12日に発表しました。

調査結果によりますと、松山市の中心部の商店街「大街道・銀天街に行く頻度」で最も多かったのは「年に1~2回以下」で42.6%。次いで「2~3カ月に1回程度」が17.0%でした。「月に2~3回程度」以下になると全体の87.6%を占めました。

この理由で最も多かったのは「駐車場の料金がかかる」が52.5%。次いで「駐車場・駐輪場が不便・止めにくい」が44.5%。「ほかの店の方が買い物しやすい」は36.1%、「買いたい物、受けたいサービスがない」は27.6%でした。

また「週に1回以上」は12.4%で、約半数が「仕事や学校のついで立ち寄れる」と回答しています。訪れる人の目的で最も多かったのは「買い物」で50.0%、「飲食」は47.7%でした。「通り抜け」は30.2%とかなりいる結果です。

支出額では「飲酒を伴なわない飲食」の「1000~1999円」が29.2%で最も多く、飲食以外の業種は「支出しない」が半数以上を占めました。


また空き店舗の増加で「感じる」と答えたのは8割以上になっています。

この商店街への期待では「魅力的な店舗や施設の誘致」が57.4%で最も多く、次いで「駐車場・駐輪場や公共施設の利便性向上」が43.4%。「再開発によるまちづくり機能更新」と「空き店舗の活用に対する支援」がそれぞれ30.0%でした。

この一方で店舗や施設などへの調査では、インバウンドの来店客は5年前と比べ、74.6%が増えたと回答。韓国人が77.0%を占めました。利用した店舗で最も多かったのは大街道、銀天街以外を含め「コンビニ」で95.3%。次いで「ディスカウントストア」79.6%、「ドラッグストア」60.6%になりました。

大街道・銀天街は人口減少や消費行動の変化に伴ない、商業機能と低下が著しい上、施設の老朽や再開発の遅れが問題になっていて、インバウンドの増加も「恩恵を受けている店は限られている」と指摘。さらに東温市には来年度中に「コストコ」の出店が決まっていて消費の流出も懸念されるとし、今後は松山市駅やJR松山駅から人の流れを促し時代とニーズにあった空間づくりが求められているとしています。

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テレビ愛媛
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