15日早朝、初戦を戦ったワールドカップ日本代表の話題です。

オランダと対戦した日本は終盤、愛媛出身の鎌田選手のゴールで同点に追いつき、強豪相手に引き分けと意地を見せました。鎌田選手はチャンスを多く演出しながら、愛媛出身選手としてもワールドカップ初ゴール。また、同じく愛媛出身の長友佑都選手もベンチから熱く選手たちを鼓舞していました。

2大会連続日本代表選出の伊予市出身・鎌田大地選手。そして、史上初の5大会連続代表に選ばれた西条市出身の長友佑都選手。この2人の「愛媛の誇り」が初戦の地、アメリカのダラス・スタジアムに姿を現しました。

佐野快成アナウンサー:
「サッカーW杯日本対オランダ、まもなくキックオフです。愛媛からも熱い声援が送られています!」

サポーター:
「イェーイ!」

松山市内のスポーツバーではサポーターたちが早朝からエールを送ります。

社会人男性3人組:
「きょうは休みをとって」
「鎌田選手スタメンなので結果残してほしいですね」
「日本!頑張れ!」

グループリーグ初戦、FIFAランキング18位の日本代表。

鎌田選手は中盤ポジション・ボランチで先発出場。長友選手はベンチスタートとなりました。

相手はワールドカップ準優勝3回、いまだ日本が勝ったことのない強豪・オランダです。大事な立ち上がり。日本はオランダに攻め込まれる時間が続く中、早速、背番号15番鎌田がチャンスを作ります。鎌田の持ち味であるパスを起点に、フリーキックを獲得。

このフリーキックを鎌田自ら放ちますが、シュートまでは行けず。ただ、この試合最初の見せ場を演出します。

前半中盤には、今大会から初めて導入された飲水タイム。先制ゴールを目指して、鎌田選手も戦術を確認しながら、ベンチの長友選手もチームに声をかけます。

格上相手に終盤、ゴール前へ何度か迫る日本。45分には鎌田のこの絶妙な浮き球のパスから…FW上田綺世が強烈なボレーを見せますが得点は奪えず、前半を0-0で折り返します。

後半に入り、押し込まれる日本は立ち上がり。後半5分、高さを誇るオランダにヘディングの先制ゴールを許してしまいますが、その7分後でした。後半12分、初出場・中村敬斗のミドルシュートで同点に追いつきます。

しかし、後半19分、オランダに追加点。勝ち越された日本。チーム最年長39歳の長友選手はメンバーを鼓舞し続けます。その後押しもあってか、後半最終盤。愛媛の誇りが窮地を救いました。伊東純也のクロスにFW小川航基が頭で合わせると、目の前にいた鎌田の頭に当たって劇的な1-1の同点!

土壇場で追いつき拳を握りしめた鎌田選手。強豪相手に見事な同点ゴールで貴重な勝ち点1を手にした日本。鎌田選手は愛媛出身選手として「ワールドカップ初ゴール」という偉業も達成しました。

鎌田大地選手(伊予市出身):
「難しい展開になりましたけど、自分たちがしっかりやってきたことは出たと思うし、この4年間、8年間、みんなが積み上げてきたものがしっかり出たと思います」

スポーツバーにいたサポーター:
「正直負けるかなと思っていたんですけど、最後同点に追いついて感動しました」
「(鎌田選手を)地元の選手で長友選手と一緒に応援していたんですけど、涙が出そうになりました」

熱戦を見届け、仕事や学校などに向かう人たちも朝から大興奮!

高校3年生3人組:
「(Q.鎌田選手のゴールについて)愛媛の誇りですね。愛媛の宝です」
「Q.今後楽しみなことは?)長友さんの出場が見たいなと」
「長友to鎌田見たいな」

会社員:
「月曜の早朝からということですけど、仕事もありますけど日本代表に勇気をもらったので、きょうも一日頑張ろうと思います」

また、鎌田選手が小学生の頃にいたサッカークラブのコーチも、教え子の歴史的なゴールに感慨もひとしおです。

小学生時代の鎌田選手のコーチ・飯尾 始さん:
「(Q.W杯でのゴールについて)記録に残ったということは、大地の名前も刻まれるわけで、個人的には良かったなと思っていますね」

鎌田選手をガンバ大阪の中学チームにスカウトした、西予市出身の二宮博さんは現地で観戦。鎌田選手の持ち味でもある冷静さが、この大舞台でも存分に現れていたと話します。

小学生の鎌田選手をスカウトした二宮 博さん:
「密集地帯でも勇気持って、飛び込んでいける執念、そういうものは中学校のときもさらに成長しているかなと思いました。(終了後のガッツポーズは)私が知っている小学校・中学校・高校のときに、あんまりあのような仕草は見せなかったと思うんです。ワールドカップ初戦のこの重みというか。やはり、最高の景色を見たいという、やはり自負がそうさせたのかなぁと思います」

また、出場はありませんでしたが、ベンチでチームを支えた長友選手は。

長友 佑都選手(西条市出身):
「出られない選手も一緒に戦っていたし、ベンチの雰囲気も見てもらえれば、このチームがどれだけ団結しているかというのをわかると思います。優勝を狙えるチームだと改めて思いました」

西条北中学時代に長友選手を指導していた恩師は。

井上 博さん:
「試合終わって電話がかかってきて、『いよいよ始まったね』『先生やっぱりW杯良いやろ』という話を。今どんな?って聞いたら、『最高に仕上がっています』ということと、チームの状態も『自分がいるから大丈夫』ということを、常にそれを言っています。チュニジア戦は出る気満々です」

大事な初戦で鎌田選手が見せた執念の、粘りのゴール。

鎌田選手:
「前回のワールドカップは、2戦目で少し自分たちがふがいない試合をしてしまったので、2戦目でしっかり勝ち点3を取って、グループ突破を決められるようにやっていきたい」

鎌田選手と長友選手。愛媛の誇りがグループリーグで高みを目指します。

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テレビ愛媛
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