榎並大二郎キャスター:
FIFAワールドカップ2026初戦から大激闘、日本は貴重な勝ち点1を獲得しました!

山﨑夕貴キャスター:
元日本代表ゴールキーパーの本並健治(ほんなみ・けんじ)さんとお伝えします。

本並健治さん:
よろしくお願いします。

遠藤玲子キャスター:
日本(FIFAランキング18位)は格上オランダ(FIFAランキング8位)に、2-2の引き分けで勝ち点1を得ましたが…
グループステージ突破がかかる注目の第2戦「チュニジア戦」の勝利のカギを本並さんとくわしく見ていきます。
本並さん、ズバリ日本は勝てますか?

本並健治さん:
余裕で勝てます。

遠藤キャスター:
ちょっと安心しました。

本並さんが挙げたチュニジア戦の勝利のカギ、それは「いい守備からのいい攻撃」です。

榎並キャスター:
これはズバリどういうことですか?

本並健治さん:
これは、森保監督が常に言っているんですよね。いい守備をしたらいい攻撃ができると。だからまずは失点をしないことが一番大事だと。あとはカウンターを取ることですね。

遠藤キャスター:
チュニジア相手でもいつも通りの日本代表のぶれない戦い方をするということですね。

日本はチュニジアをどう攻略すればいいのか?
15日昼ごろ行われたチュニジア対スウェーデン、注目の試合を見ていきます!

日本が第2戦で戦うチュニジア(FIFAランキング45位)と第3戦の相手スウェーデン(FIFAランキング38位)との一戦。
スウェーデンが試合開始早々、猛攻を見せます。

前半7分にアヤリ選手がミドルシュート。
三笘薫選手とブライトンでチームメートでもあるアヤリ選手のゴールで、スウェーデンが先制します。
さらに、イサク選手が素早いカウンターからドリブルで一気にゴール前へ。シュートを決めました。

スウェーデンは、アフリカ予選10試合で失点ゼロと堅い守りを誇っていたチュニジアを相手に、ゴールラッシュが止まりません。

最後は、先制ゴールのアヤリ選手。

これでスウェーデンが5 - 1とチュニジアを圧倒。
勝ち点3を獲得し、グループFで一歩リードしました。

榎並キャスター:
スウェーデンが止まらなかったですね。

山﨑キャスター:
シュートの威力がすごかったですね。

本並健治さん:
ミドルレンジでもどんどんシュートを打っていましたよね。結構ぶれているんでキーパーも取りにくいですよね。

遠藤キャスター:
スウェーデンの強さが目立った試合でしたが、グループF最新の対戦成績は、第1戦を終えて、スウェーデンが勝ち点3、日本とオランダが勝ち点1、チュニジアは勝ち点0となっています。

山﨑キャスター:
強豪オランダ相手に引き分けで勝ち点1ですけど、日本はいい流れが来ていると言っていいですか?

本並健治さん:
いいと思いますよ。残り2分で同点に追いつきましたから、そのへんで勢いはあると思います。

遠藤キャスター:
注目の第2戦、日本はチュニジアをどう攻略すればいいのか?
チュニジアというチームは一言で言うと、「鉄壁の守備」のチーム。
今大会のアフリカ予選の成績は、9勝1分で22得点、失点はゼロだったんです。

前回のカタールワールドカップでは、準優勝のフランスをグループステージで撃破しています。
初戦を落としたものの、チュニジアは手強い相手ではあります。

本並さん、日本はどんな点に警戒しないといけないでしょうか?

本並健治さん:
チュニジアは中央の選手が非常に強いですよね。ミッドフィルダーのハニバル・メジブリ選手を起点に攻撃がスタートするので、スウェーデンはそこを全部つぶしていたんです。だから攻撃ができなくなっていたというのが1つですね。

榎並キャスター:
そうなると、どういう試合展開に持ち込めばいいんでしょうか?

本並健治さん:
基本、いい守備からショートカウンター、カウンターに弱いという感じがありましたので。

榎並キャスター:
守りからすぐ攻撃に転じるというところ。

遠藤キャスター:
チュニジアは真ん中が強い。日本が攻撃するためには真ん中を避けるということですか?

本並健治さん:
避けるというか、そこを経由してでもサイドに行って、サイドから攻撃していくと、結構サイドからの攻撃に弱いみたいな感じもしましたので、ボールを見てしまって相手を見ていなくて失点していました。

遠藤キャスター:
日本はサイドからの攻撃が強いですよね?
そこがカギになるということですね。

日本とチュニジアの対戦成績を見てみると、過去6試合で5勝1敗。
2002年のワールドカップでは、日本が2 - 0で勝利。相性のよい相手です。
ただ、2022年の国際親善試合では0 - 3で敗れています。

グループ突破のためには、何が何でもチュニジア戦で勝ち点3を取りたいわけですが、本並さんが選ぶ勝利のカギを握る選手が、鉄壁の守備を崩す中村敬斗選手(25)と得点が期待される上田綺世選手(27)です。

榎並キャスター:
オランダ戦も大活躍でしたが、中村選手はどんなところがポイントになりますか?

本並健治さん:
1対1で抜いてセンタリングする、三笘薫選手(29)のような感じですね。1人で完結できる選手ということで彼が必要になってきますね。

遠藤キャスター:
体力的には大丈夫ですか?

本並健治さん:
1週間あるので回復はすると思います。

山﨑キャスター:
そしてもう1人、上田綺世選手。チュニジア戦に向けてはどうですか?

本並健治さん:
やはり両サイドからボールが入ってくるので、オランダリーグでやっていてフィジカルの強い相手にヘディングで勝っているので、それを考えると彼の得点力というのは非常に大きいですね。

遠藤キャスター:
オランダ戦では守備をする場面が非常に多くて、フォワードとしては守備の長かった試合のあとというのはどうなんでしょうか?

本並健治さん:
いやもう、やってやるぞと、結構フラストレーションがたまっていると。爆発させてくると思います。

遠藤キャスター:
活躍を期待したいと思います。

一方で心配なのが、けがで途中交代した久保建英選手(25)ですが、状態はどうでしょうか?

本並健治さん:
ひねってはいなかったので、」強い打撲だとは思いますけど、1週間か2週間休めば、長丁場ですからまだまだ出られるとは思いますが、グループステージは欠場する可能性が高いと思います。けがの具合がわかりませんけど。

榎並キャスター:
そうなるとスタメンはどうなるのでしょうか?

本並健治さん:
いろいろな選手がいるので、十分回していけるとは思います。
伊東純也選手(33)が最初から入るとか、堂安律選手(72)が中に入るとか。

遠藤キャスター:
久保選手は試合後、車いすで会場をあとにする姿もありましたが、大事に至らないことを願うばかりです。

そしてもう1つ、心配なのが、第2戦の気候です。
敵は暑さかもしれません。

第2戦の会場、メキシコのモンテレイは平均の最高気温36.4℃で、15日のオランダ戦の33.8℃より2℃ほど高く、エアコンもないスタジアムとなります。
この環境の違いはどうでしょうか?

本並健治さん:
だいぶ違いますが、慣れるしかないですよね。栄養・休養をしっかりとって、控えの選手がどれだけ活躍するかで変わってくると思います。

榎並キャスター:
暑さでいうと、試合時間は現地の夜10時ごろでしたか。そんな時間から始まるんだと思ったんですけど。

本並健治さん:
あと湿度がどうなっているのか気になりますね。

遠藤キャスター:
第2戦はスウェーデンとオランダが日本より先に試合を行います。これもカギかもしれませんね。

本並健治さん:
スウェーデンは勝てばほぼ決まりですが、オランダも負けたくはないと思うので、そこは見どころですね。
(「イット!」6月15日放送より)