ウォールストリート・ジャーナルは、アメリカ政府がアンソロピックに最先端AIモデルの提供停止を指示した背景にはIT大手アマゾンからの指摘があったと報じました。
アメリカのAI新興企業アンソロピックは12日、アメリカ政府が安全保障上の懸念があるとして、最先端AIモデルの「ミュトス5」と同等の性能を持つ「フェイブル5」について、外国籍の利用者によるアクセスを止めるよう求めたことを受け、すべての顧客について両モデルの利用を停止すると発表しました。
ウォールストリート・ジャーナルは13日、関係者の話として、アメリカ政府の指示はIT大手アマゾンからの指摘がきっかけだったと報じました。
具体的には、アマゾンの研究者が、本来は制限されるはずのサイバー攻撃に悪用されかねない情報を「フェイブル5」から引き出したということです。
この結果を受けアマゾン側は、ベッセント財務長官らアメリカ政府高官に懸念を伝え、政府はアンソロピックに対し問題を修正するかモデルを停止するよう要求したということです。