昭和40年代に発売されブームになった焼き菓子・レモンケーキが令和時代のいま、再び人気となっています。福井県内の焼き菓子店にも個性的なレモンケーキが登場しています。
  
武田祐季アナウンサー:
「きょうの主役はレモン…ではなくレモンケーキです。本物のレモンみたいな丸い形がかわいらしいです」
   
街の人は―
「お店行ったら、結構置いてありますよね。定番商品って感じでしょうかね」
「もらい物でたまに食べたりします。甘いけどさわやかもあって好きです」
「昔からあるからね、レモンケーキは」
  
贈答品や普段のちょっとしたおやつとして食べられるレモンケーキ。県民のみなさんにとっても定番のお菓子のようです。

県内の焼き菓子店では、定番だからこそこだわりの詰まったレモンケーキが登場しています。
  
越前市のポースカフェのパティシエ・杉本武哉さんは無類のレモンケーキ好き。「僕が小学生ぐらいの時に、家にあったレモンケーキを食べたのがきっかけですね。昔食べた味の記憶というのもあって、その美味しさを自分でも再現したいなと思って」
 
そして杉本さんが生み出したレモンケーキの特徴は高級感。生地にはたっぷりバターを練り込み、従来の軽いスポンジ生地とは違ったパウンドケーキのような重厚感を目指しました。
  
武田祐季アナウンサー:
「んー!濃厚です。想像していたよりもしっかり、ずっしり系です。生地からしっかりバターの香りがして、上のホワイトチョコレートが程よい重さで濃厚です。でも、中にレモンの皮が入っているので、後味がすごくすっきりしていて、いくらでも食べられそうです」
 
杉本さんはこれまでに10種類ほどの「変わり種レモンケーキ」を開発。いま店頭に並ぶのは、レモン、いちご、そばの3種類。特に福井らしいそばは、県外の方へのお土産に買って行く客も多いそうです。

東京にも店舗を持つ、福井市のソボクニシフォンの市野浩史さんは、東京でブームの訪れを感じています。「やっぱりレモンケーキが目的の客が多いですね。『レモンケーキちょうだい』って来られる方もいるし、レモンケーキだけをリピートされる客も非常に多いです」
  
会社全体でのレモンケーキの販売数は、販売を始めた2年前と比べ約10倍に。福井でも徐々に買い求める客が増えています。
 
そんな、この店人気のレモンケーキは、ショートケーキのようなフォルム!
 
武田祐季アナウンサ―:
「二段のレモンケーキ…もう見た目がすごく豪華です。では、いただきます…食感がいいです。アイシングのシャリシャリ感と生地のしっとり感、この食感の違いがしっかりと感じられます」
 
アイシングを二段それぞれの表面に施すことで、シャリシャリ感をダイレクトに感じることができます。
 
レモンケーキに使っているのは「酸っぱさよりも爽やかが来る」という高浜町産の内浦レモンです。

それぞれの店のこだわりが詰まった個性豊かなレモンケーキが、福井でも続々と誕生しています。
     
東京にも店舗をもつソボクニシフォンによると、東京ではいまドーナツがブームとなっていて、濃厚でボリューミーなものが好まれる中、逆にさっぱりしたものを求めるのがレモンケーキブームの一因ではないかと分析しています。

福井テレビ
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