イランのスポーツ相は、FIFAワールドカップのイラン代表の試合中にスタジアムで反政府的な行動があれば試合を中断する可能性があると明らかにしました。
イラン国営通信によりますと、アフマド・ドンヤマリスポーツ・青年相は9日、ワールドカップでイラン代表の試合中にイランの国旗以外のものが掲げられたり、規範に反するスローガンが叫ばれたりした場合は試合を中断する可能性があると明らかにしました。
主催者であるFIFA(国際サッカー連盟)にもこの方針を伝えたとしていて、FIFAは状況を是正し、適切な試合環境を提供する責任があると強調しました。
イラン代表の試合ではこれまでも、現在のイスラム体制へ抗議するためイラン革命以前の国旗が持ち込まれることがあり、ワールドカップという世界的なイベントでテレビなどを通じて報じられることに政府が警戒しているとみられます。
一方、FIFAのインファンティーノ会長は10日、「アメリカと交戦状態にあるイランが大会に出場できるようにしたFIFAの取り組みは評価すべきだ」と自画自賛しています。