ナフサ不足の影響が医療機関にも及んでいます。
*横田記念病院 看護師 松島勉師長
「こちらは血液透析の治療室」
富山市の横田記念病院です。透析センターには43床のベッドがあります。
*横田記念病院 看護師 松島勉師長
「こういう感じでエプロンを付けまして、それで作業をします。血液が飛んできても保護をすることによって(身体に)付着・接触しない形にしている」
医療スタッフに欠かせないビニール製のエプロン。今のところ不足はしていませんが、来月から2割ほど値上がりすると業者から連絡がありました。
しかし、ビニール製のシーツが品薄になってきているといいます。
*横田記念病院 看護師 松島勉師長
「透析のときに腕の下に敷くシーツがあるんですけど、使い捨ての。そのシーツはなかなか入ってこなくなっているので、別の業者のものを発注したりしている。血液がこう、こぼれたりすることもあるので、シーツは敷いておかないと周りがベットが血液で汚染されてしまいますので」
多くの医療資材がプラスチックやビニールで作られているため、資材管理の担当者は、日々頭を悩ませています。
*横田記念病院 資材担当 土池昌美さん
「こちらがよく使う採血の時に使う注射のセット」
Q.これら全部プラスチック用品?
*横田記念病院 資材担当 土池昌美さん
「何もかもがプラスチック用品」
*土池さん
「(仕入れが)滞ってはいないんですけども、値上がりのほうが…よく使うこのプラスチック手袋、あとプラスチックエプロン。こちらが値上がりということで連絡を受けております。こちら一番よく出るのがMサイズなんですけれども、一日あたりですと(消費量は)1ケースちょっとになりますね。無くてはならないものですので」
医師や看護師が使う医療用の手袋が先月からおよそ3割値上がりしたほか、使用済みのガーゼやオムツを捨てるために使うビニール袋が5割高くなったといいます。
医療資材費が増える一方で、在庫を切らさないよう日々対応に追われています。
*横田記念病院 資材担当 土池昌美さん
「(品物が)入るかどうか、こちらとしては心配。(業者から)品物は納品はできるが、値上げという連絡を受ける。メーカーから卸業者への(値上げの)連絡は今までは数カ月間だったが、今は突然くる。高くてもどうしても必要なものは買わなければいけないので。医療の対応をするときにはいくら消耗品でもコストカットはできない」