日本酒のコンテストで福島県勢最高となる2位に輝いたのは、火災からの復活をかけるあの酒蔵だった。
火災から6月11日で10日。福島県喜多方市の笹正宗酒造には、首都圏や石川県など、全国各地の酒店が応援に駆け付けた。
田鶴酒店(石川県金沢市)の田鶴浩康さんは「(造り手の)人柄がそのまま反映されているような素晴らしい柔らかい優しいお酒でしたので、ぜひ頑張ていただきたいなと心の底から願っております」と話す。
支援の輪が広がる中、届いた吉報…それが、10日に結果が発表された市販酒の頂点を決める日本酒の一大コンテスト、「サケコンペティション」。全国から294の出品があった純米酒部門で、笹正宗は2位という快挙を掴みとった。
曙酒造の鈴木孝一代表は「審査も火事の前に終わっていますし、本当の実力しかないので、スゴイと思いますよ。まじでスゴイ」と快挙を称える。
一方、笹正宗酒造の岩田悠二郎社長は、「本当にお客さんに飲んでほしい気持ち一心だったので、嬉しい反面そのお酒を届けられないのが寂しいということも、(仲間には)話しましたね」と語る。
蔵はなくなっても、残った技術…多くのファンが、その復活を待っている。