イランは11日、アメリカ軍による攻撃への報復として、ホルムズ海峡を封鎖するとともに、周辺国にあるアメリカ軍基地を攻撃しました。
イランの軍事当局は11日、アメリカがイラン南部を攻撃し安全が確保されていないとして、タンカーや商船を含むすべての船舶に対し、ホルムズ海峡の通航を禁止すると発表しました。
事実上、海峡の完全封鎖を宣言した形です。
さらにイランは今後、ホルムズ海峡を通航する船舶は攻撃の対象となると警告しています。
またイラン革命防衛隊は、アメリカ軍への報復として、クウェートやバーレーン、ヨルダンにあるアメリカ軍基地などあわせて18カ所をミサイルやドローンで攻撃したと明らかにしました。
イラン側は、ヨルダンにあるアメリカ軍の格納庫を攻撃し、多くの戦闘機を破壊したと主張しています。
アメリカのトランプ大統領が再攻撃に踏み込んだのは、膠着(こうちゃく)状態となっている戦闘終結に向けた協議を打開したいものとみられています。
しかしイランの軍事当局は、声明で「アメリカによるいかなる侵略にも断固として対応する」と強硬な姿勢を崩しておらず、合意の見通しは依然不透明です。