河野洋平元衆議院議長の死去について、中国と韓国の外務省が弔意を示しました。

中国外務省の報道官は11日の会見で、8日に死去した河野氏について「生涯を日中友好に捧げ、両国関係の発展を推進し、両国の交流と協力を促進するために重要な役割を果たした」と述べ、哀悼の意を示しました。

また、河野氏について「古くからの友人であり、正しい歴史観を貫いてきた」とたたえ、日本に対しては「過去の歴史を風化してはならず、日中間で交わされた約束は守られるべきだ」と述べました。

中国の国営メディアは河野氏の死去が10日午後、日本国内で伝えられると、河野氏が日本国際貿易促進協会の会長として訪中したことを紹介し、「長年に渡って日中友好に尽力してきた」などと速報で伝えていました。

一方、韓国外務省は11日、「歴史的事実と教訓を直視し、これを反省し省みる勇気と信念を実践し、日韓や周辺国との関係発展のために尽力してきた河野氏の精神と業績を高く評価する」とのコメントを発表しました。

また、いわゆる「河野談話」については「心からのおわびと反省」を明記した日本初の公式文書だったと評価しました。

河野氏は1993年、宮沢内閣の官房長官時代に慰安婦問題について、政府の反省とお詫びを表明したいわゆる「河野談話」を発表しています。

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国際取材部
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