自民党の熱中症対策議員連盟は11日、国会内で会合を開き、提言をまとめた。
会合の冒頭、議連の会長を務める井上信治元万博相は、「熱中症は、予防をしっかりやれば必ず防げる。高市政権でも今、『攻めの予防医療』と言っているので、考え方は一緒だ」と強調した。
提言では、冷房設備が整って休憩できる施設で、熱中症特別警戒アラートが発表された際に住民らに開放する「クーリングシェルター」について、既に指定を行っている市区町村の数が約7割にとどまっているが、「すべての市町村で指定することを目指す」と明記。
さらに、地方自治体と地域気候変動適応センターが連携して、クーリングシェルターを効果的に配置するなどの支援を行うことを求めた。
また、部活動などを含むスポーツを安全に行うため、指導者などに対し、「暑くなる前に暑熱順化を行うとともに、暑さ指数を確認し、活動を暑くない時間帯にずらし、運動負荷を軽減すること」や、大会主催者に対し「開催を暑くない時間帯にずらす、暑くない時期に変更することも含め、開催方法の検討の取り組みを強化・徹底すること」などを求めた。
議連は、政府が今年度中に改正する熱中症対策実行計画に反映させたい考えで、近く石原環境大臣に提言を手渡す予定。