富山県議会で検討が進められてきた議員定数の削減。10日に開会した6月定例会で、現行の40から2減らして38議席とする条例改正案が可決される見通しです。
県議会の議員定数削減を巡り、10日に各会派代表者会議が開かれ、先月末に公表された国勢調査の速報結果に基づき、最終確認が行われました。
それによりますと、削減される議員定数は2。朝日町と入善町の下新川郡選挙区を2から1に。高岡市選挙区を7から6とし、全体の40議席を38議席に削減します。
その一方で、富山市の第1選挙区と第2選挙区をあわせる案は見送られました。
議員定数を削減する条例改正は、今定例会で提案され、可決の見通しで、来年春の県議会議員選挙から適用されます。
議員定数削減の背景には急激な人口減少があります。
こちら、定数2の下新川郡選挙区、朝日町と入善町をあわせた人口が定数1の滑川市選挙区を下回り、下新川郡は滑川市より人口が少ないのに議員は多いという逆転現象が起きています。
一票の格差の観点からこうしたアンバランスは是正する必要があるとしても、定数1の選挙区が増えると、いわゆる「死票」が増えて少数意見が反映されにくくなる懸念もあります。