今年は昭和元年から数えて満100年。福井市では昭和の歴史を広く市民に紹介しようと、保管する写真の整理を進めています。また、市民からも昭和の写真やエピソードを募集しています。どんな写真が眠っているのでしょうか?福井市役所の写真整理の現場を訪ねてみました。


兵藤遥陽アナウンサー:
「こんにちはー!たくさんありますねー」
 
福井市広報プロモーション課・佐竹憲一郎さん:  
「福井市役所が昔から記録写真として撮りためてきた広報写真を整理しています」
   
福井市が記録や広報誌など市のPRに使うために撮りためてき写真は、戦後を中心に10万枚以上あるといいます。


かつて福井駅にあった地下道。完成した昭和48年頃の写真です。
  
佐竹さん:
「昔は鉄道が1階を通っていて、地下道を抜けないと東西行けなかった」
   
現在は新たな駅舎が建ち、地下道があったあたりには恐竜のモニュメントが。その面影はありません。
  
佐竹さん:
「高校時代に通学で使ったエピソードがある」
  
兵藤アナ:
「なんかタイムスリップした感じですね」

佐竹さん:
「福井駅前の電車通りです。現在は西武とかミニエとかがありますが、当時は全国的に歩行者天国が流行っていました」
  
兵藤アナ:
「路面にたくさんの人がいますね」
  
フォークギターを手に歌う男性。通りには多くの人が楽しむ様子が。中央でギターを弾く男性は、福井テレビに残されていた昭和45年頃の映像にも写っていました。
  
兵藤アナ:
「女性もミニスカートで、髪型もこの時代ならではですね」
  
佐竹さん:
「逆にオシャレに見えますね」

兵藤アナ:
「なぜ昭和の写真を?」
  
佐竹さん:
「公的な記録、大きなイベントにまつわる写真はたくさんあるけど、実は意外と市民の生活が分かるような写真、どんな暮らしをしていたかが分かる史料は意外と少ない。家に眠る古い写真を集めて市民に共有することで、昭和の記憶・思い出を懐かしんだりコミュニケーションのきっかけになればと」
  
昭和の記憶を共有する市民参加型の企画。地域の公民館にも依頼し、写真の収集を進めています。


例えば、これは福井市の木田地区に残っている写真です。
 
佐竹さん:
「こちらは私も全く知らないのですが、昭和25年頃に橋南地区=足羽川の南側に映画館ができたときのものです」
   
兵藤アナ:
「すごく華やか。オープンした日ですかね?」
 
昭和40年ごろまであったとみられる「橋南劇場」。現在、その場所は駐車場になっています。
  
「若草物語」などと書かれた映画の看板からも時代を感じます。
  
佐竹アナ:
「イラストは多分、手描きの時代ですね」
  
地域の写真からは、より市民の生活に近い歴史が見て取れます。

佐竹さん:
「風景や家庭の中で昔使っていたもの、子供たちの遊びなど、そういうものが写っているとより楽しめると思う」
   
集まった写真は夏に広報誌で特集されるほか、市立郷土歴史博物館で開かれる展示会でも紹介される予定です。      

福井テレビ
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