“超売り手市場”で高卒人材確保の動きが広がる中、企業の価値を発信するだけでなく、高校生の主体性を育むイベントが開催されました。

初めて見る技術に興味津々の高校生。

5日、東京・港区で開催された高校生のためのさまざまな職業の体験会「おしごとフェア」。

卸売業や建築業など約70の企業が出展し、自社の魅力などを発信しました。

「玉子屋」は車での配達をイメージしてもらうため、ドライビングゲームを用意しましたが、「計4回事故があったらしい」と話す学生の姿も見られました。

一方、担当者と高校生が一対一で話ができる企業も。

グッドタイムリビング人事部・高森美空さん:
大学専門卒で新卒活動をしていたがなかなか人手が集まらないので、3年前から高校生採用に取り組んでいて、他企業も必要になっているので取り合い。

7月から本格的に始まる高校生の就職活動。

26年卒の高卒採用の求人倍率は4.12倍と過去最高を記録し、企業では人手不足を背景に高卒人材の確保に向けた動きが激化しています。

高校生にとっては超売り手市場ですが、仕事に対し、高校生からは「やりたいことがあまりなくて」「人間関係がちょっと心配」という声も。

高卒で就職した人のうち、3年以内に仕事を辞める人は約4割。

仕事内容や職場の雰囲気を知らないまま就職するなど、企業と高校生のミスマッチが課題となっています。

そこで、おしごとフェアでは、単なる企業紹介の場ではなく高校生の主体性を育み、将来のキャリアを考えるきっかけにしてほしいといいます。

コムシスエンジニアリング経営管理部・戸村恭子さん:
大きい企業ならいいが、名前を知ってもらうのが難しいので、弊社を知ってもらい興味を持ってもらえれば。

日本中央競馬会総合企画部・徳重裕貴さん:
馬産業に関わる職業にどんな仕事があるのかを理解してもらった上で、(興味を持つ)入り口になるような手伝いができればと思い出展した。

「おしごとフェア」主催 ジンジブ・新田圭常務取締役:
高校生にとっては体験ができるので、その中で自分の向き不向きも分かり、さらに一歩進んで自分の進路を考えられる声をもらっている。

フジテレビ
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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