岩手県八幡平市の松川地熱発電所では、2022年から老朽化した設備を更新する工事が行われてきましたが、その工事が完了し、6月5日に内部が報道機関に公開されました。
東北電力グループが運営する松川地熱発電所は、1966年、国内初の商業用地熱発電所として運転を開始。
設備の老朽化が進んだため、2022年から更新する工事が行われてきました。
工事完了に伴い、運転は2025年12月に再開されていますが、6月5日は更新された設備が初めて報道機関に公開されました。
地熱発電とは、地下深くにあるマグマの熱で温められた蒸気を取り出し、タービンを回して電気をつくる仕組みで、今回の更新により、タービンのプロペラが増えたため、同じ蒸気量による発電量は1.3倍になったということです。
また発電に使われた蒸気を冷やす「冷却塔」は、送風機が設置されたことで従来よりコンパクトな設計になっています。
東北自然エネルギー 和田浩文社長
「発電設備を更新したが、地域の方と一緒になって共生をしていく発電所にしていきたい」
更新後の発電出力は、約1万5000キロワットで、1年の発電量は一般家3万2000世帯分に相当するということです。