5月、投開票が行われた菊池市議会議員選挙で85歳の男性が初当選を果たしました。県内の市議会議員では最高齢となった男性に議員を志した思いなどについて聞きました。
【牧 俊郎菊池市議】
「年齢は関係ない。皆さんが心配していただくのはありがたい。高齢だから何が突然
襲ってくるか分からないが、常に問題意識を持つことが大切」
5日菊池市議会で臨時会が開かれ、5月の市議会議員選挙で当選した19人全員が顔を揃えました。
この中に、県内の市議会議員で最高齢となる新人議員の姿が…。
牧 俊郎さん 85歳です。
牧さんは、今から33年前の1993年に行われた合併前の旧菊池市の市長選挙に
立候補し初当選。市長を2期8年務めました。
過去に市長を務めた牧さんがなぜ今、市議会議員を志したのでしょうか?
【牧 俊郎菊池市議】
「過去に行政経験が8年間あったのと、それが終わってからずっと特に教育と福祉について私の仕事も含めて実際に活動したり考えたりしてきたので、その結果として〈今のこの状況でいいんだろうか〉という思いが強かった」
市長退任後も菊池市政に関心を持ち続けてきたという牧さん。
これまでの市議会で高齢者の福祉や介護についての質問が少ないことに危機感を抱き、市議への挑戦を決意しました。
【牧 俊郎菊池市議】
「私は選挙戦で〈高齢者の代弁者〉と訴えていたので、高齢者の姿、実態、生活をきちんと見て、どうしたらいいかを考えて(政策として)提案していきたい」
5日の臨時会では冒頭、議長が選出されるまで最年長の牧さんが地方自治法に基づき臨時議長に就任。議長選挙まで議事の進行を無事にこなし市議会議員としての一歩を踏み出しました。
県内最高齢市議の牧さん。若い世代へのエールも忘れません。
【牧 俊郎菊池市議】
「本当は私なんかがこんなところに出しゃばっているような場合じゃない。
もっと若い人が主役のつもりで菊池市を引っ張っていってほしい」