福井県内での今年1月から4月までの特殊詐欺の被害額が6億円を超えたことが分かりました。前年の同時期の被害額を大幅に上回り、過去最悪のペースとなっていいます。
今年1月1日から4月末までに県警が認知した県内の特殊詐欺の被害件数は、去年の同じ時期より54件多い82件、被害額は約6億2200万円で、去年の同じ期間と比べて約1億4000万円上回っています。
県警では「今年に入ってからも、昨年を上回るペースで、被害を認知していて、極めて危機的状況にあると認識している」と話しています。
SNSを介して著名人などをかたり、うその投資話へ持ち込む「SNS型投資詐欺」や、人間関係を築いて金をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の被害が約4億5000万円で7割を占めています。「ニセ警察詐欺」の被害額も約1億1500万円に上っています。
特殊詐欺の被害に遭うのは高齢者とみられがちですが、10代や20代も含めたすべての年齢で被害が広がっています。
県警は「皆さんが使っているSNSという場所に、だまされる危険性が潜んでいることを認識してほしい」と呼びかけています。
県警は、国際電話のブロックや最新の手口の情報を確認できるアプリをダウンロードし、対策を行うよう呼びかけています。