長崎原爆資料館の展示更新をめぐり長崎市は展示パネルの説明文の中で、旧日本軍の加害行為を「侵略」と明記する案を原爆資料館運営審議会で説明しました。

原爆資料館運営審議会は4日午後に開かれ、被爆者や学識経験者など17人が出席しました。

長崎市は、館内に展示する解説パネルについて、新たに作成した被爆後の暮らしや反核・平和運動に関する原稿案とあわせ、「戦争へ向かう」史実として中国大陸への「侵略を進めた」などと明記した修正案を示しました。

長崎市の担当者
「集計した結果、『侵略』の文言で説明している教科書が一番多かったという状況でございます。また、国の見解でございますが、戦後50年の『村山談話』をはじめ、歴代の首相談話においても侵略という文言を使用しております」

委員の一部からは「侵略」ではなかったとの声も上がりましたが、歴史学の観点などから「侵略と捉えるのが適切」との意見が多数を占めました。

一方、「南京事件」の表記については、現在の「南京大虐殺」の維持を求める要望があるものの、市は学校教科書の表記や外務省の見解を理由に表記を変更する考えを維持しました。

市は8月末までにパネルの原稿を確定させ、9月から更新工事に入る予定です。

テレビ長崎
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