富山湾で、首元にロープのようなものが食い込んだオットセイがカメラに捉えられた。専門家は網などが絡んでしまった可能性があると指摘しているが、個体の捕獲は難しいという。オットセイを見つけた際は近づかず、自治体に連絡するよう呼びかけている。
首元にロープが食い込んだオットセイ
富山湾で1日に撮影されたのは、海の中から頭を出し、くるくる回る黒い生き物だ。
この日、オットセイが沖合に姿を現していた。
よく見ると、首元にロープのようなものが食い込んでいる。
イヌワシ保護協会・会長の小澤俊樹さんは、「人間が捨てたものか、網などに首を突っ込んで破ったものかわからない。いずれにしても人間が扱っていたもの。とにかく外したい」と切実な思いを語っている。
捕獲が難航…弱った個体の保護にも課題
専門家である新潟市水族館マリンピア日本海の岩尾一獣医師に確認すると、「1日2日で食い込んだものではなく、だいぶ時間が経っている。絡んでいるものとしてはロープや釣り糸、定置網の一部があり得る。捕まえることができれば、なんとかなる」と説明していた。
しかし、泳いでいるオットセイを捕まえるのは、非常に難しいとされている。さらに仮に弱っている個体を保護しても、助かる可能性は低いという。
小澤さんは、「この子が元気なうちに捕獲してロープを切ってあげたい。それだけでいい」と話している。
岩尾獣医師によると、感染症を持っている可能性があるため、近づかず、自治体などに連絡してほしいという。
(「イット!」 6月4日放送より)
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