北海道旭川市で女子高校生を橋から落下させ、殺害した罪などに問われている女の裁判は、6月4日に被告人質問が行われ、内田梨瑚被告は、改めて自分に「殺意は全くなかった」とした上で、殺意を持っていたのは共犯の女だと主張しました。

 またこの裁判の中で、内田被告が女子高校生の遺族にあてた手紙が読み上げられました。

 この中で、内田被告は「暴力を振るって痛い思いをさせてごめんなさい」「裸にさせて辛い思いをさせてごめんなさい」「誰にも助けてもらえず苦しい思いをさせてごめんなさい」「これからの人生を奪ってしまいごめんなさい」などとと女子高校生への謝罪の気持ちをつづりました。

 なお、この手紙は遺族に受け取りを拒否されているということです。

■遺族へ書いたという手紙の内容とは


 A様のご家族様

 私の身勝手な行動により、Aさんを亡くしてしまい訳ございません。Aさんを亡くしてしまった責任を重く受け止め深く反省しています。本当に申し訳ございません。

 Aさんを監禁し暴行を加え執拗に脅し裸にさせた上さらに追い詰め終始怖がらせ、痛く、苦く、苦しい思いをさせてしまいました。

 Aさんには何度も謝ってもらいましたが私はAさんに一度も謝ることができませんでした。

 また、私が逮捕されるまでの期間で自首することもできませんでした。

 Aさんの謝罪を素直に受け入れることができず無責任な行動をしてしまったことで、Aさんを亡くし、Aさんの家族の方々を悲しませてしまいました。

 事件当時、すぐに警察や救急車を呼ぶことができていたら、Aさんが一ヵ月以上も川に流されることはなかったと思います。

 Aさんが見つかるまでの間、家族の方々は不安な気持ちでいっぱいだったと思います。

 助けを呼ぶことも、自首することもできず、Aさんを傷つけ苦しめることしかできず、本当に申し訳ございません。

 「旭川まで連れてきて終始怖い思いをさせてごめんなさい」、「暴力を振るって痛い思いをさせてごめんなさい」、「裸にさせて辛い思いをさせてごめんなさい」、「誰にも助けてもらえず苦しい思いをさせてごめんなさい」、「これからの人生を奪ってしまいごめんなさい」とAさんへの謝罪の日々を送っています。

 Aさんはどんな気持ちで耐えていたのか、私がAさんの立場だったらどんな気持ちになるか、私の家族や友人を同じような事件で亡くしたらどんな気持ちになるかなどを考え、犯した罪と向き合い、反省する毎日です。

 Aさんを亡くした責任は全て私にあります。決して許されることではありません。

 今後、刑が確定すると受刑者になり教育を受けます。

 私はこの教育を真剣に取り組み、Aさんを亡くしてしまった責任と向き合い続けます。

 Aさんの人生を奪ってしまった私ができることは何か、どのように過ごしていけばよいかと考えながら拘置所での生活を送り、受刑生活が始まってからもAさんを思う気持ちを忘れずに犯した罪の重さと向き合い続けます。

 Aさんを亡くしてしまい本当に申し訳ございません。

 令和8年1月5日 内田梨瑚

北海道文化放送
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