4人を襲って福島県福島市の工場に居座ったクマは、緊急銃猟体制のなか6月3日夜、現場から逃げ出した。
「クマが逃げております、気を付けてください」
氏家彦斗記者:「敷地内に居座っていたクマは緊急銃猟体制が敷かれるなか、昨夜こちらの門を飛び越えて逃げたということです」
福島市笹木野では6月2日、体長1メートルほどのクマが事業所や住宅地で次々と人を襲い、男女4人がけがをした。クマはその後、工場内に居座ったため、福島市が緊急銃猟体制をとり、麻酔銃を撃ったり箱わなを設置したりするなどして捕獲を試みたが、3日午後11時ごろ、建物の窓から逃げ出した。
まだ捕獲には至らず、近くの小・中学校は4日も臨時休校としている。
近所の人は「ここ散歩のコースになっているので、おっかないですね」と話す。
福島市は緊急銃猟体制を解除し付近の警戒を続けているが、麻酔銃が命中したものの、麻酔薬がクマに注入できていなかったことなどを明らかにした。
福島市の馬場市長は会見で「クマの興奮状態が続きまして、クマの状態を見ながら慎重な対応をとる極めて困難な状態になっておりました。市といたしましても、関係機関と連携しながら全力で安全確保に努めていきたいと思います」と話した。