コンゴ民主共和国などで感染が広がっているエボラ出血熱について、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は3日、1000人を超えていた疑い例が検査の結果、116人に減少したと発表しました。
WHOによりますと、コンゴ民主共和国ではこれまでに344人の感染が確認され、このうち60人が死亡しています。
先週、1000人を超えていた疑い例については、検査などの結果、116人に減少したということです。
また、テドロス氏は、コンゴ民主共和国では6人、ウガンダでは2人が回復したと明らかにしたうえで、ワクチンや治療薬がない中でも、症状が出たら早期に医療機関を受診することで生存率が高まると強調しました。
一方、コンゴ民主共和国で追跡できている接触者は約45%にとどまっており、流行を先回りして抑え込むためには、90%を超える水準まで引き上げる必要があると指摘しました。
コンゴ民主共和国への訪問を終えたテドロス氏は、「今回の流行は対応する前に大きく拡大しており、私たちは依然として後手に回っているが、コンゴ政府の指導の下、追いつきつつある」と述べました。