汚職などの罪で服役し、5月、仮釈放されていたタイのタクシン元首相が、国王の恩赦を受け、残りの刑期を終えました。
タクシン氏は2001年からタイの首相を務め、地方の貧困層向けの政策などで支持を集めましたが、2006年のクーデターで失脚し、国外逃亡を続けていました。
2023年に逃亡先から帰国し、汚職などの罪で禁錮刑を受け、2025年9月から収監されていました。
2026年5月には仮釈放され、バンコク市内の自宅で保護観察下に置かれていましたが、6月3日、王妃の誕生日を記念した恩赦の対象となり、本来の刑期満了日だった9月9日を待たずに、残りの刑期を終えました。
タクシン派のタイ貢献党幹部は、タクシン氏について、釈放を歓迎したうえで、「党運営に直接関与することはない」との見方も示しています。