岩手県盛岡市が民間による整備を念頭に計画の策定を進めている盛岡駅西口付近の複合施設について、市は民間事業者の意向を踏まえ、「官民連携」も視野に整備の手法を検討する考えを明らかにしました。
これは6月1日に開かれた盛岡市議会全員協議会で示されたものです。
市では市有地とJR東日本の所有地を合わせた盛岡駅西口の約4500平方メートルの敷地に、IT・医療技術関連企業の拠点となる複合施設の建設を目指しています。
この施設について、市では民間主導の整備を想定していて、2025年11月から約4カ月をかけ、参加を希望する民間事業者を対象に聞き取り調査を実施しました。
その結果、「工事費の高騰により民間だけでやり切るのは難しい」「行政機能や市民スペースなどの公的機能を導入してほしい」といった行政の関与を求める声が多く寄せられたということです。
こうした声を踏まえ、市は今後、施設の一部を官民連携で整備する可能性を含め、JR東日本とも協議しながら、具体的な手法を検討するということです。
基本構想の策定時期は現時点で未定となっています。
市商工労働部の高橋博文部長は「産業の高度化が図られるよう、できるだけ早く基本構想を固めたい」としています。