熊本市は1日、市内の公園の土壌から基準値を超える『鉛』などが検出されたと発表しました。市は「確認されたのは直接摂取につながる土壌表面ではなく内部」としていますが、土壌の撤去工事を行う方針です。

(1日正午ごろ)
【尾谷 いずみ キャスター】
「立ち入りを禁止するエリアに囲いを設置する作業が行われています。この公園、普段は市民がグラウンドゴルフを楽しむなど、憩いの場となっているということです」

『鉛』と『フッ素』が検出されたのは、熊本市中央区のJR南熊本駅裏手にある南熊本公園の土壌です。

熊本市が今年3月、地下50センチまで掘削し、行った調査の結果、5月末(すえ)、土壌に基準値の3倍以上に当たる560ミリグラムの鉛が含まれていることが分かったということです。

また、地下水に溶け出す量を示す溶出量では『鉛』が0.061ミリグラム、さらに『フッ素』が1.2ミリグラム検出されていて、いずれも基準値を上回っています。

熊本市は「直接、手で触る可能性のある表層部10センチの部分の表土も調べたが、そこでは確認されていない。ただちに健康に影響を与えるとは考えていない」としています。

市は今ある土壌を撤去し、入れ替える作業を行うため、1日から数週間程度、公園内の一部エリアの利用を制限すると発表。

また、市は地下水への影響を把握するため、公園の周辺250メートルの範囲の個人所有の井戸について無償で水質調査を行う方針です。

南熊本公園は、元・国鉄の操車場などがあった場所だということです。

南熊本公園周辺にお住まいで井戸を使っているなど気になる方は、熊本市水保全課・電話096ー328ー2436にお問い合わせください。

テレビ熊本
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