補正予算案の審議日程を巡り、自民党の梶山国対委員長らと中道改革連合の重徳国対委員長らは29日午前、国会内で会談し、補正予算案の審議日程で合意した。
合意した日程では、6月3日に審議入りし、衆参両院で1日ずつの審議を経た5日にも成立する見通しとなった。
一方、衆院側の合意後に、参議院野党の立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長は、自民党の磯﨑仁彦参院国対委員長と会談し、「基本的に何の提案も受けていないし、合意している状況にはない」と抗議した上で、「衆議院の国対で参議院の日程も決めてしまうことは非常に遺憾」と述べ、参院側の日程については、合意内容を容認できないとした。
磯崎氏は「参議院についても決めてしまったような発表がされたことについては、誤解を招いたことをお詫びする」と陳謝したという。
また斎藤氏は、中道に対しても「参議院野党の意向も踏まえずそのような方向性を打ち出した」などと批判した。
中道の重徳国対委員長からも「丁寧さにかける面があった」として謝罪があったという。
その上で、参院側の審議日程については、来週改めて協議することで自立両党で一致した。
電気・ガス代補助やガソリン価格の抑制策など、国民の注目も高い補正予算の行方を巡って、”コミュニケーション不足”とも受け取れる理由で国会が混乱する事態には、さすがに稚拙さを感じてしまう。