プレスリリース配信元:ラグザス株式会社
未経験者採用企業の66%が今後も継続意向、56.5%が「想定より負担は小さい」と回答
ラグザス株式会社(本社:大阪市北区/代表取締役社長:福重 生次郎、以下、当社)は、中小企業の採用に関わる方を対象に、中途採用における若手未経験者採用の実態についてアンケート調査を実施しました。
調査の背景:中途採用で広がる「未経験者・経験の浅い人」への採用対象拡大について

事前調査として、採用に関わる790人に直近3年以内の中途採用方針を尋ねたところ、「経験者を中心に採用したが、途中で未経験者や経験の浅い人にも対象を広げた」が30.8%、「最初から未経験者や経験の浅い人も対象にして募集した」が21.1%となりました。あわせて51.9%が、未経験者や経験の浅い人を採用対象に含めていたことが分かりました。
この結果から、中途採用において、経験者だけでなく未経験者・経験の浅い人にも採用対象を広げる動きが一定数見られます。
そこで本調査では、中途採用において未経験者や経験の浅い人を採用対象に広げる背景や、採用後の実態を明らかにするため、中小企業に着目しました。特に中小企業では、人材確保や採用後の育成が課題になりやすいと考えられることから、直近3年以内に中途採用で未経験者を採用した企業の採用関係者を対象に、未経験者採用を始めたきっかけや採用前の不安、実施後の負担感、今後の継続意向について調査しました。
若手未経験者採用を始めた理由、「人材不足」と「経験者の応募が集まらない」が上位に

中途採用において、若手未経験者採用を始めたきっかけを聞いたところ、最も多かったのは「人材不足が深刻だった」で33.5%、次いで「経験者の応募が集まらなかった」が33.0%となりました。経験者採用を前提とした募集だけでは、十分な人材確保が難しくなっている企業が多いことがうかがえます。
また、「経験者採用の競争激化を感じた」と回答した企業も22.0%にのぼりました。さらに、「内定を出しても辞退されることが多かった」(17.5%)、「経験者の採用コストが高すぎた」(16.5%)といった回答も上位にあがっており、経験者採用においては応募獲得だけでなく、採用決定までの競争やコスト面も課題になっているようです。
一方で、「最初から未経験者も視野に入れていた」「将来を見据えて若手育成を強化したかった」と回答した企業もそれぞれ15.5%となりました。人材不足や経験者採用難への対応として若手未経験者採用を始めた企業が多い一方で、将来的な組織づくりや人材育成を見据え、未経験者を採用対象に含める企業も一定数存在していることが分かりました。
採用前の不安は「育成時間」「戦力化」「現場負担」。一方で実施後は56.5%が想定より負担は小さかった」と回答

若手未経験者採用にあたって、事前に不安だったことを聞いたところ、最も多かったのは「育成に時間がかかる」で41.5%となりました。次いで、「戦力化できるか不安」が39.0%、「現場負担が増える」が38.0%と続き、未経験者採用では、採用後の育成や現場受け入れに関する懸念が大きいことが分かりました。
また、「早期離職への不安」も30.5%にのぼりました。一方で、「特に不安はなかった」と回答した企業は13.0%にとどまっており、多くの企業が何らかの不安を抱えながら若手未経験者採用に踏み切っていることがうかがえます。

しかし、実際に若手未経験者を採用してみた後の印象を聞くと、「ほとんど問題なかった」が16.5%、「思ったより大変ではなかった」が40.0%となり、合計56.5%が事前の不安と比べて負担は小さかったと回答しました。「不安通りだった」は18.0%、「不安よりずっと大変だった」は12.5%にとどまり、採用前に懸念されやすい育成負担や現場負担は、実施後には想定ほど大きくなかったと感じる企業も多いようです。

さらに、若手未経験層に採用対象を広げたことで感じたメリットとしては、「採用人数を確保しやすくなった」が36.5%で最多となり、「応募数が増えた」(30.5%)、「採用スピードが改善した」(28.5%)も上位にあがりました。経験者採用に難しさを感じる企業にとって、若手未経験者採用は、採用母集団の拡大や採用充足に向けた現実的な選択肢の一つになっていると考えられます。
採用企業の66%が継続に前向き。未経験者採用は育成型採用として広がる可能性

若手未経験者の受け入れにあたって整備したことを聞いたところ、最も多かったのは「研修・勉強会を実施した」で40.5%となりました。次いで、「マニュアル・手順書を整備した」が30.5%、「メンター・バディ制度を設けた」が26.5%、「OJT担当者をつけた」が25.0%と続き、未経験者を採用するだけでなく、採用後の育成や定着を見据えて受け入れ体制を整える企業が多いことが分かりました。
一方で、「特に何もしていない」と回答した企業は16.0%にとどまりました。若手未経験者採用においては、経験者採用のように入社直後から即戦力として任せるのではなく、研修やOJT、マニュアル整備などを通じて、企業側が育成前提の体制を用意している様子がうかがえます。

また、今後も若手未経験者採用を続けたいか聞いたところ、「積極的に続けたい」が20.5%、「続けたい」が45.5%となり、合計66.0%が継続に前向きな意向を示しました。「あまり続けたくない」は4.5%、「続けたくない」は3.0%にとどまっており、若手未経験者採用を実施した企業の多くが、今後も採用手法の一つとして継続したいと考えていることが分かります。
経験者採用の難化を背景に、若手未経験者採用は一時的な代替策としてだけでなく、採用対象を広げながら自社で人材を育てていく「育成型採用」として定着しつつあると考えられます。
若手未経験者採用は、経験者採用難に直面する中小企業にとって、採用対象を広げる有効な選択肢の一つです。一方で、採用前には育成や戦力化、現場負担への不安を抱く企業も少なくありません。
本調査では、若手未経験者採用を実施した企業の56.5%が「想定より負担は小さかった」と回答し、66.0%が今後も採用を続けたいと回答しました。未経験者採用は、一時的な人材不足対策にとどまらず、中長期的な人材確保・育成の手法として広がっていく可能性があります。
当社では、企業ごとの採用課題や受け入れ体制に合わせた若手未経験者採用を支援しています。未経験者採用の導入や見直しをご検討の企業様は、お気軽にご相談ください。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査実施期間:2026年05月21日 ~ 2026年05月22日
調査対象:直近3年以内に若手未経験者(30歳以下の同職種・同業界での実務経験がない人)の中途採用を実施した、従業員数1,000名以下の企業において採用業務に関与している方
回答数:200名
HUGAN 担当者コメント

HUGANでは、近年、中小企業を中心に「経験者採用だけでは人材確保が難しい」という声が増えている一方で、若手未経験者を育成前提で採用したいという相談も増えています。
今回の調査結果からも分かるように、未経験者採用は単なる人手不足対策ではなく、将来を見据えて人材を育てていく「育成型採用」として広がりつつあります。
実際に、採用前は育成負担への不安を感じていた企業でも、「想定より負担は大きくなかった」と感じるケースが多く、受け入れ体制を整えることで、未経験者でも十分に活躍できる可能性があることが見えてきています。
また、求職者側でも、「経験がないから転職できない」と感じている若手の方は少なくありません。しかし現在は、経験だけではなく、素直さや成長意欲、将来性を重視する企業も増えています。
HUGANでは、企業ごとの採用課題や育成体制に合わせた採用支援を行うとともに、未経験から新しいキャリアに挑戦したい方の転職支援にも力を入れています。未経験採用をご検討中の企業様、キャリアチェンジを考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
▼HUGAN公式ページ
https://www.hugan.co.jp/
▼企業お問合せページ
https://www.hugan.co.jp/business
ラグザス株式会社について
ラグザス株式会社は、「今ここにない未来を創り出す」というミッションのもと、モビリティ・人材・教育・M&A・スポーツなどの領域で、テクノロジーとリアルを融合させた事業を展開しています。
既存産業の枠組みにとらわれず、社会課題に対する本質的な解決を起点としたサービスを構築し、まだ世の中に存在しない価値を提供することを目指しています。
構造改革や事業変革を通じて、これまでにない市場を切り拓きながら、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでいます。
<会社概要>
・会社名:ラグザス株式会社
・代表者:代表取締役社長 福重 生次郎
・本社所在地:大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 タワーB 18階
・事業内容:純粋持株会社(グループ会社の経営管理)
・URL:https://raxus.inc/
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