東京で行われた全日本選抜レスリング選手権で高松市出身の日下尚選手と吉田泰造選手がともに優勝しアジア大会などの代表の座を手にしました。
2026年のアジア大会と世界選手権の代表選考も兼ねたこの大会。グレコローマンスタイル77キロ級の決勝では、2024年のパリ五輪金メダリストの日下が安定した戦いぶりを見せます。
持ち前の「相撲スタイル」で相手に圧力をかけてポイントを奪い第1ピリオドで4対1とリード。第2ピリオドでも攻める姿勢を崩さなかった日下が6対3で勝利し、大会2連覇で代表の座を手にしました。
(日下尚選手)
「アジア大会はパリ五輪が終わってから 一つのすごいモチベーションだったので、アジア大会と五輪という山頂を登っていくではないが、色々と模索しながら頑張っていきたい。」
一方、日下の高校・大学の後輩、日本体育大学2年の吉田泰造は2025年までの82キロ級から五輪で実施される87キロ級に階級を上げてこの大会に挑み、決勝まで勝ち上がりました。
この階級の2025年のチャンピオンを相手に第1ピリオドで4対0とリードした吉田、しかし、第2ピリオドで2ポイント差に詰められるとバックを取られたところから1回転させられて同点に追いつかれます。
難敵を相手に苦戦した吉田ですが最後は先輩の日下同様の「相撲スタイル」が勝利を呼び込みます。残り30秒で相手を場外に押し出して1ポイント追加。5対4で勝利し吉田も代表に内定しました。
(吉田泰造選手)
「勝ち負けの前に 自分のレスリング像というのがあって、それを貫けなかったら 勝っても仕方ないという気持ちだった。たくさん経験を積んで 87キロ級は自分の階級だと思って、プライドを持って戦っていきたい。」
2人が代表に内定したアジア大会のレスリング競技は愛知県で9月30日に開幕、世界選手権はカザフスタンで10月24日に開幕します。