日本維新の会の吉村洋文代表は来年春の統一地方選挙と大阪都構想の賛否を問う住民投票が同時に行われることを条件に、大阪府知事選挙への出馬を表明しました。

関西テレビ「newsランナー」に出演した、吉村代表は、選挙の1年近く前というタイミングでの“異例”の出馬表明となったことについて、その真意を語りました。

【吉原功兼キャスター】来年4月の府知事選まで1年近くありますが、このタイミングで出馬表明されたのはなぜでしょうか?

【吉村洋文代表】普通に考えたら、あと1年近く先に統一地方選挙がありますから、出馬するかどうかというのはその数カ月前に表明するのが常識です。1年近く前に表明するということは普通はありません。

でも今回なぜこれをしたかと言うと、本気でこの都構想を目指し、実現させていくためです。僕は都構想をすべきだと思っていますが、本気で進めていくんだったら今判断する必要があるというふうに思います。

【加藤さゆり記者】大阪市議団とのやりとりの中で、いよいよここで押さえていかないとまとまらないという危機感を感じられていたのでしょうか?

【吉村洋文代表】危機感というか決意ですね。2月にダブル選挙がありましたが、もちろん賛否あってご批判も受けましたけど、中途半端な気持ちではやっていません。10年間知事、市長をやり、そして昨年は万博もやり、大阪の本当の未来成長を考えたときに、僕は副首都にふさわしい大阪都構想が大阪に絶対にプラスになるというふうに確信をしたので、2月にダブル選挙をやりました。

その上で、法定協議会を設置をして、そして住民投票案を作って、住民市民の皆さんに問うというプロセスを踏んでいこうというふうに考えているわけです。

政治家として1日1日大事にしたいと思う中で、法定協議会も設置しないと当然始まりもしませんから、ある意味この5月議会というのはもうリミットでした。

もちろんその市議団の幹事長からも、戦うんであれば一緒に旗を振ってくれよという点はありましたし、それは1つの筋だと。そういうことなのであれば、僕自身も本気で目指すんであれば、やはりこの住民投票をやり切り、そしてしっかりした案を作り、もしそれが可決されたら、責任を持ってそのあともやるということです。

【江口茂デスク】住民投票が可決されたら国政に打って出て副首都構想を推し進めるというプランもあると言われていましたが、このプランは変更になったのでしょうか?

【吉村洋文代表】いろいろ考えた時期はもちろんありました。「僕が僕が」というわけではなくて、大阪維新の会はもともと都構想を実現しようと集まっている集団ですから、僕も10年間この大阪のリーダーをやって、あるいは新しいリーダーのもとで一緒に戦っていこうじゃないかということになるのであれば、僕自身は国政の立場から、副首都であったり、バックアップしていくのもあり得るなと思ったんですね。

高市さんとも当然、今は与党で僕も国政政党の代表としてパイプもありますし、副首都法案にも携わってます。そういう形で大阪の副首都、あるいは都構想の実現をやるということもありうると考えた時期も正直言ってあります。

ただこの間、もちろん様々な府議団、市議団、国会議員団、皆さんのいろんな人の意見を聞く中で、最後これ本気でやるんであれば、自分自身が一番前に出て挑戦する、それが必要だと。日曜日の大阪市議会補欠選挙の後、判断をしました。

(関西テレビ「newsランナー」2026年5月19日放送)

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