長野市では、緊急銃猟の訓練が行われました。県内でもクマの目撃が相次いでいることからいざという時に備え、緊急銃猟までの流れを確認しました。
長野市で行われた緊急銃猟の訓練。
長野市内のショッピングセンター付近にクマ1頭が出没し、2階から発砲するという想定で行われました。
長野市猟友会・島崎厚 会長(「崎」のつくりは「立」に「可」):
「いかにスピーディーに確認作業を行うか。緊急銃猟の可否を決めるという形において、時間との闘いになると思います。獣にとって区割りは関係ないので他の市町村との越境があったりすると他の市町村と連携した訓練が必要」
緊急銃猟は、人の生活圏にクマやイノシシなどが出没した場合に、安全が確保されているなどの条件を満たせば、自治体の判断で猟銃での捕獲ができる制度です。
県内ではこれまでに実施されたケースはありませんが、全国では1月から5月18日までに「12件」の緊急銃猟が行われています。
19日の訓練には長野市の職員や猟友会など約50人が参加。
制度の座学、机上訓練、実地訓練の3つが行われ、緊急銃猟を行うまでの流れなどを確認しました。
県内でもクマの目撃は相次いでおり、1月から5月15日までに78件の目撃情報があり、県や市は、注意するよう呼び掛けています。
長野市 森林いのしか対策課・神田峰雄 課長:
「今後は各猟友会の方々とコミュニケーションを深めて訓練を実施していきたい。クマの生息地である山の方に入る場合には鈴をつけるなどのクマを避ける対策を」