2026年初めて最高気温が35度の猛暑日となりました。
福島市では、子供たちが「暑い」といいながら、滑り台で遊ぶ様子が見られました。

県内の伊達市は、全国で1番の暑さとなる35.1度を観測するなど、東北に季節外れの暑さが到来しました。

群馬・前橋市では、夏のような日差しに熱せられ、ゆらゆらと揺れるかげろうが発生しました。

最高気温は33.4度と、5月としては異例の3日連続で真夏日を観測しています。

街の人は「子どもたち遊びたいから外に出るんですけど、もう汗が止まらないです。日焼け対策もしないともう大変」と話します。

30度に迫る暑さとなった岩手・盛岡市。
日差しが強く汗がにじむような暑さの中、生まれたばかりのカルガモの赤ちゃんたちは、お母さんに見守られながら涼しそうに水浴びをしていました。

19日も244地点で真夏日を観測するなど、列島に暑さが前倒しで到来する中、暑さや水不足が懸念される水田に新たな被害が出ています。

千葉・東庄町に広がる田園には、緑の稲が育っていますが、田んぼの一部に水が行き渡らずひび割れている様子がみられました。

水がないのは初めてだと語る農家の多田正吾さんは「乾いちゃっているから雨もないから、もう4日~5日雨降らないと白くなってくる。そうすると成長止まっちゃうから根が切れちゃう」といいます。

その理由は、暑さではありません。

この辺りに水を送り出す施設で、電源ケーブルなどの切断・盗難が起きていたのです。

映像に映るのは、鋭利な刃物で切断された無数のケーブルです。
一部分がごっそりとなくなっている様子がわかります。

重たい板の下にケーブルはありましたが、犯行グループが板を動かしてケーブルを盗んだとみられます。
さらに金属製のバルブも盗まれているといいます。

東総用水土地改良区の担当者は「ほぼケーブルは全部持ち去られたという感じですね。確かにポンプが稼働しないということで、地域の用水が絶対的に足りないような状況が今起きてまして、仮復旧に向けて今全力挙げてやっているところなんですけど」と話します。

また、配電盤の配線がずたずたに切り刻まれる被害も起きていました。

地元の警察署に被害届を提出し、対応方法を検討中だということです。

こうした水がない状況に、米農家は井戸を掘るなど対策を講じるといいます。

農家・多田正吾さん:
水か来ないので、井戸を掘ってそこから吸い上げて稲を育てようかなと思って。

10メートルほど掘ると水源があるため、井戸を掘りポンプで水をくみ田んぼに水を流し込む狙いです。
しかし、ポンプの燃料代など1日1万円ほどかかる見通しで、秋の収穫が減らないよう祈るばかりです。

農家・多田正吾さん:
500俵減収になっちゃうので、井戸を掘らないという手はない。本当に苦しいですね。

5月としては異例の季節外れの暑さとなっています。
街の人が2リットルサイズのペットボトルを持つ様子もみられました。

全国的に季節外れの暑さは20日も続き、21日からは雨が降り気温が急降下します。
寒暖差による体調の変化に注意が必要です。