2024年7月の豪雨から間もなく2年。大きな被害を受けた酒田市大沢地区では、被災後2度目の田植えの時期を迎えた。

大沢地区の農家で、自治会長会の会長も務める荒生道博さん。
2024年7月の豪雨で、荒生さんがコメ作りを行う約3.7ヘクタールの田んぼの約6割が、土砂や倒木が流れ込む被害を受けた。

(荒生道博さん)
「今年4月から手がけてもらっている南ノ前田工区はだいぶ土砂が撤去されて、流木も撤去してもらい、見違えるほど様変わりしている」

被害を受けた荒生さんの田んぼで復旧工事は始まったものの、作付けできるまでには至っていない。
2026年も、被害を受けていない田んぼで先週から今シーズンの田植えを始めた。

(荒生道博さん)
「今年はある程度、気持ち的にも余裕を持って作業が進んでいる。よりおいしく品質の良いコメを作ることだけを心がけている」

大沢地区の復旧は着実に進んでいる。
16日、荒瀬川の氾濫で被害を受けた酒田市大蕨の田んぼでは、2026年から作付けできるようになり、トラクターを使って土を掘り起こす作業の音が響いていた。

酒田市によると、2024年7月の豪雨被害で作付けできなくなったのは126ヘクタール。
このうち復旧してコメ作りが再開できたのは41ヘクタールに上る。

被害を受けた荒生さんの田んぼも復旧の工事が始まり、4月、流木や土砂が撤去された。

(荒生道博さん)
「復旧工事が完成するにつれ住民の意識は前向きになってきていると思う。来年になれば復旧工事が完成し、全量作れるので楽しみ」

酒田市では、2026年度中の農地復旧を目指して工事が進んでいる。

さくらんぼテレビ
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