全国植樹祭のため、即位後初めて愛媛県を訪問された天皇皇后両陛下。
お二人そろってのご訪問は、27年ぶりです。

訪問初日には、全国で唯一、高校の「水族館部」が運営する水族館へ。
学生たちからカクレクマノミの研究について説明を受けた陛下は、「昔、カクレクマノミを水槽で飼っていたんです」と笑顔で話されたそうです。

2日目の17日は植樹祭の式典に先立って、とべ動物園を訪問され、国内で初めて人工哺育に成功した、ホッキョクグマの「ピース」と対面。

育児放棄した母親の代わりにピースを育てた専任の飼育員に、両陛下は「幼いころからかわいがられて幸せな子ですね」とねぎらいの言葉をかけられました。

皇后さまは、「ピースに会うのが夢でした」と涙ぐまれたといいます。

また、メスのオランウータンの「ジェニファー」も見学。
帰り際に、皇后さまは園長に「子どもの頃、飼育員になりたいと思っていました」と明かされたということです。

夜には、人々が提灯で来県を祝う「提灯奉迎」も。

宿泊されるホテルに向け、万歳の声と共に提灯が振られると、明かりを落とした部屋から、両陛下の持つ二つの提灯がそれに応えられました。

訪問中、両陛下は8年前の西日本豪雨で被災した人たちとも交流されるなど、17日に2日間の日程を終えました。