福島県双葉町の「いま」と「むかし」の思い出を1つに。県内の大学生が「街歩きマップ」を制作した。
■学生が街歩きマップを制作
「双葉の『思い出』と『これからの思い』を1つのマップにまとめました。どうぞご覧ください」「ありがとうございます」
福島大学の学生が5月13日、双葉町の伊澤町長に完成を報告したのは「街歩きマップ」。福島大学の学生・永井恵衣さんは「震災から15年が経った今も新しい風が吹いている双葉を色んな方に知っていただけたらなと思っています」と話す。
■今と昔が一つに
「現在」の姿だけでなく、「震災前」に親しまれたスポットや当時の思い出などが盛り込まれているのが特徴だ。
双葉駅前にあるイオン双葉店。マップで見ると震災前はファストフード店があり、当時の写真や思い出が分かりやすく掲載されている。大学生たちは環境省などと連携し、2025年7月からフィールドワークなどを行い、約8ヵ月かけて制作した。
双葉町の伊澤史朗町長は「昔の双葉のお店と今の新しいお店がコラボして、良い資料になっているなと感じます」と話す。
福島大学2年の黒澤瑞季さんは「新しい綺麗な建物が立ってるのは、とても復興には良いことだと思うんですが、その反面『思い出』がどんどん、どんどん消え去ってしまうのかなと思うと寂しいですが、こうやってマップにしたことで、少しでも『思い出』に浸りながら歩いてくださる方が増えると良いなと思っています」と話した。
マップは町役場などで配布されている。