「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用した罪に問われたカープの元選手・羽月隆太郎被告(26)に、拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。
羽月被告は裁判で、「同じように吸っているカープ選手もいた」と述べました。

500人以上の傍聴希望者が詰めかけた注目の裁判。

起訴状などによりますと、カープの元選手・羽月隆太郎被告は去年12月、広島市中区の自宅で、『ゾンビたばこ』と呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用した罪に問われていました。

15日の初公判に、濃いグレーのスーツ姿で出廷した羽月被告は、裁判官からの「起訴内容に間違いはないか」という問いに対し「ないです」と起訴内容を認めました。

羽月被告は、エトミデートを初めて使ったのは去年3月下旬から4月ごろで、東京に遠征に行った際知人から「シーシャ」と言われ、違法なものではないと思っていたと証言。
その後、11月ごろにニュースを見て違法性を知ったものの、エトミデートを使うとよく眠れるという理由で使い続けたと述べました。

さらに、「周囲にも同じように吸っているカープ選手もいたので自分も大丈夫だと思った」と話しました。

また検察側は、廿日市市にある寮にエトミデートを郵送してもらったこともあると冒頭陳述で述べました。

裁判は即日結審し、広島地裁の井上寛基裁判官は「違法性を認識していたものの使用を続け、指定薬物への親和性が認められる」と指摘。
その一方で「犯行を認め反省の態度を示している」として、拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

テレビ新広島
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