災害時の課題を事前に数値で可視化する新たな取り組みとして、内閣府が宮城・石巻市を視察しました。
この視察は、災害時に不足する態勢を数値で洗い出し、備えにつなげる「定量的弱部分析」のモデル事業です。
今後の大地震で想定されている石巻市内の重傷者91人のち、消防の救助が必要な人は7人で、残る84人は住民の「共助」による搬送が必要になると試算されました。
搬送態勢に不足はないとわかった一方、分析データで「救助不可」の場所が実際は活動できるなど、現場とのずれも判明しました。
宮城・石巻市 阿部雄大危機対策課長:
目に見える形で「弱点」を見つけていく大変意義のあるもの。
内閣府は、この分析を2026年度新設する「防災庁」の主要業務と位置づけ、全国展開に向けた指針策定を進めています。