秋田県信用組合の県北部にある支店で、取引業者から紹介を受けた複数の顧客本人とやりとりしないまま融資が実行されていたことが分かりました。融資金は業者に渡った可能性があり、県信用組合は刑事告訴する方針です。
県信用組合が融資金の返済が遅れた顧客に入金を促すと「借り入れした覚えがない」と言われる事例が複数確認されました。
組合が調査を進めたところ、県北部の支店が取引業者から紹介された複数の顧客の手続きで、本人とやりとりしないまま融資を実行していたことが分かりました。
支店は、取引業者が持ち込んだ申込書類や本人確認書類のコピーで複数の審査を進め、顧客4人は知らないうちに債務者になっていました。
融資金を受け取る口座の開設も業者が担い、業者が通帳を持っていたということです。
組合が貸し付けた金額は622万円余りに上りますが、業者と連絡が取れていません。
融資金が業者に渡った可能性があり、組合は、業者を刑事告訴するほか、取り引きに関わった職員4人を懲戒処分とする方針です。