日本海中部地震の発生からまもなく43年がたちます。秋田県北秋田市の小学生が14日、津波で犠牲になった児童の慰霊碑を清掃しました。
1983年5月26日、秋田沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、県内では津波により79人の尊い命が奪われました。
このうち13人は、遠足で男鹿市加茂青砂の海岸を訪れていた北秋田市の旧合川南小学校の児童です。
旧校舎の敷地には、津波の犠牲になった児童の慰霊碑があり、毎年この時期に地元の子供たちが清掃しています。
14日は、合川小学校の5年生25人が慰霊碑の前で黙とうを捧げた後、ブラシなどを使って汚れを取り除きました。
慰霊碑をきれいにした後は、花を手向けて犠牲者の冥福を祈りました。
合川小学校5年・高谷仁翔さん:
「亡くなった13人の先輩方が心地よく天国に行けるよう、きれいに掃除した」
合川小学校5年・成田小夏さん:
「眠っている13人の先輩方をゆっくり眠らせてあげたい。またこんなことが起こらないよう、しっかり学校の訓練を受けて、自分の身は自分でしっかり守りたいと思う」
学校は、過去の災害を通じて、命を守る行動の大切さを伝えていきたいとしています。